京都・東山の東福寺は、紅葉の名所として名高く、名所の中でも人気のあるお寺ですね。
紅葉の季節には必ずと言っていいほどニュースなどで取り上げられる有名なお寺です。
人気があるだけに 紅葉の季節の人混みも相当なもの、覚悟の上での訪問となりますが 今回は、近くの東福寺塔頭の勝林寺へ カラフルな御朱印を頂き、花手水を撮影するのが目的でしたので 東福寺は予定になかったのですが…行って良かった! 新たな発見もありました。
東福寺塔頭、勝林寺から徒歩7分 大本山・東福寺へ
勝林寺の御朱印を書いて頂く為の番号札配布は13時から。時間まで、空き時間を利用して東福寺に行くことに。
13時から配布でも、30分前には並んでおきたいので11時20分に勝林寺を出て 12時半には勝林寺に戻って来なくては池なので 1時間の間に目一杯詰め込みました。
臥雲橋(臥雲橋)
東福寺の通天橋と、外の臥雲橋から観る紅葉が最高!なので ここでお写真撮りたいですよね。
紅葉の季節は、ものすごい人出なので、そうでなくてもこの細い橋は混雑するので立ち止まっての撮影は、通行の邪魔になり、迷惑だし危険…
2016年からこの、2大撮影スポットでの撮影禁止になっているそうです。
紅葉の季節でもなく。コロナ感染で人出が少ない今は、写真撮り放題でした。
臥雲橋は生活道路の一部なので、バイク、自転車は下車すれば通っていいのです。ペットのお散歩禁止です!
臥雲橋より 通天橋を望む。
谷一面の紅葉、圧巻です。紅葉が美しいのは言うまでもないのですが、青もみじも美しいです!
東福寺境内を流れる洗玉澗に3つの橋が架かっていて「東福寺三名橋」と呼ばれているそうです。
下流側から この臥雲橋、通天橋と さらに上流側に偃月橋(えんげつきょう)がありますが偃月橋は奥まっているので行きませんでした。
臥雲橋を渡って 東福寺へ向かいました。緑滴る道です。
歴史と格式のある 臨済宗大本山 東福寺
東福寺は紅葉を見に行く所、と思っていたのですが、お寺としてもとても歴史のある立派なお寺なのですね。
創建750年、鎌倉時代、時の摂政関白・藤原(九条)道家が 奈良の東大寺と興福寺から「東」「福」の二文字をとって 九条家の菩提寺として造営されたそう。
仏殿には高さ15メートルの大仏を安置したそうです。(焼失、1934年再建)。京都にも大仏様がいらしたことがあったのですね。
東福寺 禅堂(重要文化財)
1347年再建された、我が国最古にして最大、中世から遺る唯一の座禅道場だそう。
鎌倉・円覚寺舎利殿のような華頭窓が印象的な建物です。
思遠池(しおんち)と三門(国宝)
通天橋に心は逸るけれど、本堂と三門を先に見ることに。
今まで数回、紅葉の季節に来ていますが、三門も本堂にも気づかなかった?? 人並みに流されて 通天橋を通っただけで帰ってしまってたみたいです。
3月に金閣寺に行ったときも同様でした。人が少ないから、今まで気が付かなかったところに気づくことができました。
重厚で立派な三門は1425年再建。扁額「妙雲閣」の文字は、室町幕府四代将軍・足利義持の筆だそうです。
禅寺の現存する三門では日本最古にして最大。
蓮の花は咲いていなくて残念。
斗栱が美しい~~!
本堂 伽藍
見上げるような大きな建物です。
東大寺の大仏殿のように、消失前は 大仏様(立像)がいらした建物だっただけに。
向こう側に方丈と庫裏が見えています。
通天橋~開山堂まではまた今度!
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