世界遺産・天龍寺は、門構えから大きく素晴らしいのですが、今回は、大河内山荘の帰りに行ったので、竹林の小径の途中にある天龍寺北門から入りました。
北門があるのは知ってはいたのですが、ここから庭園に入る、という発想が今までなかった…。
初めて裏口入門しました ^^;
ここからは庭園の入園料500円を払って入りました。
後で、方丈に入りたい時は、追加の300円を払って入るのですが、入園時にもらったパンフレットか、庭園参拝券の提示を求められました。
百花苑
花笠石楠花
金平糖のような蕾が可愛いです。
⇓ 甘茶
⇓ 八角蓮
⇓ 夏蝋梅
⇓ 小紫陽花
高台に上がっていくと…
大きな枝垂桜 ⇓ 桜の季節に来たら、圧巻でしょうね!
高台から下りてくると、せせらぎがあり…
緑陰で、せせらぎの音を聞いていると癒やされて心が開放される感じがします。
平和観音と愛の泉
また来れますように…と?トレビの泉のように、コインがたくさん投げ込まれた泉。
あやめの群生する一画。
曹源池庭園
方丈の正面に広がる美しい庭園です。
国の特別名勝第一号だそう。
方丈
方丈の中から観た曹源池庭園です⇓
方丈庭園
方丈の曹源池庭園とは反対側の方丈庭園です。
南禅寺や東福寺の方丈と作りは同じですが、石を配してないのと、木の植え方でずいぶん雰囲気が違いますね…。
わりと趣のないシンプルなお庭です。
松の木も棒立ち^^;
書院
本堂の入り口にも達磨図が置いてありますが、書院の床の間の掛け軸にも達磨図。
こちらの書院では、寝転がりはNGですが、畳敷きのところに座ることは可能です。
景色の見える濡れ縁で休憩に陣取る方が多いです。
本堂入り口
逆コースから来たので調子狂ってます。
本堂に上がるのに300円を支払いました。
1339年、吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏が夢窓国師を開山として創建したお寺です。
大きな達磨図が参拝客を迎えてくれます。
これは前の管長の平田精耕師の筆になるもの、ダイナミックですね。
睨みがきいています^^
龍安寺(天龍寺から車で17分ぐらい)にあるのは、学生時代に(大昔)行った時に観ました。
龍安寺の近くにある等持院(天龍寺から車で15分、龍安寺から車で3分)にも達磨図があります。
等持院も足利尊氏が創建した禅寺でこちらも関牧翁老師が描かれたものだとか。
達磨廻りでもしてみるもよし?
龍安寺、等持院は、大昔に行ったきりなのでまた行ってみたいです。
法堂
法堂の天井を飾る「雲龍図」が見事、とのことで、更に500円を払って観に行きました。
厚さ3cmの杉板159枚を張り合わせ全面に漆を塗り、さらに白土を塗った上に直径9mの二重円相内に直接墨色で躍動する見事な八方睨みの龍が描かれている。
天龍寺HPより引用
確かに立派な「八方睨み」の龍ですが…
東山の建仁寺法堂の双龍図(108畳分の大きさ)が印象深いです。
天龍寺は500円取る割に感動が薄かった…建仁寺のを知っていたせいかしら?
しかも写真撮影NG!
建仁寺は、写真撮影OKです! ⇓
◆関連記事
花園にある妙心寺(天龍寺から車で12分ぐらい)の狩野探幽の筆になる雲龍図や、
御所の近くにある相国寺(天龍寺から車で20分ぐらい)法堂(現存最古 1605年)の狩野光信による蟠龍図も見応えありそうです。
御朱印 300円 スタンプ
御朱印は、法堂の近くの売店で書いて…いや、押してもらえます…
御朱印はもちろん、文字もスタンプ、日付もスタンプです。
見た目は整っていてキレイですが、墨蹟の味わいがないわ…
たくさん歩いた天龍寺でした!
たっぷり楽しんだけど疲れました~ ^^;
この後、ずっと行きたかった「パンとエスプレッソと」へ。
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