京都・嵐山旅、2日目、いよいよ苔寺行き!
タイトルに「洛西」と書いてますが、阪急電鉄嵐山線終点「嵐山」駅のひとつ手前の「松尾大社」駅が最寄り駅です。
投宿していたMUNI KYOTOから電車だと、
徒歩10分→嵐山駅→一駅乗車→松尾大社駅→徒歩15分→苔寺、鈴虫寺
電車に乗るのはほんの一駅ですが、効率悪いです、ホテルからタクシーなら10分ぐらい。
苔寺、鈴虫寺、地蔵院、と3つ回る予定でしたし、午後から天龍寺にも行きたいし、ということで時は金なり、時間を買いました。
苔寺の手前に鈴虫寺があるので、先にそちらに向かうことにして、階段下でおろしてもらいました。
おぉ〜 いきなり階段!
誰もいない…
ここを上っていくと、小ぶりの山門。
人気の「鈴虫説法」を聴きました
扁額は、妙徳山。
妙徳山華厳寺が正式名称です。
こちらで説法を聴くか尋ねられ、聴きます、と答えて拝観料(500円)を払って奥へ進みました。
階段下で9時52分だったので、10時からの説法を聴かれる方はすで皆さん入られた後、と知ったのはこの後です。
階段に誰もいなかったはず、帰りには階段に次の回の説法を聴くために大勢の方がならんでいらっしゃいました。
なんの下調べもしてなくて、たまたまタクシーが着いたのが10時前だった…。
ラッキーでした。
本堂 ↓ 奥に見えている客殿でお話を聴きました。
説法の時間にギリギリで間に合ったので、せっかくの機会だし聴いていくことに。
聴いてよかった〜!
お坊さんの説法は、みなさんお上手でなるほど〜と その後の生活(生きていくこと)に役立つお話ばかりですが、
こちらの鈴虫説法は、本当に面白くて、一同爆笑、の場面も。
緩急つけた話術もあっぱれですし、笑いを取りながら、しっかりと 生きていくのが楽になるヒントをさらさらっとお話されてて、聞いた後に爽快感とありがたみの残るお話でした。
内容を書くと、実際に行かれたときにつまらなくなってしまうので書きませんが、必聴の鈴虫説法でした。
隣に座っていた修学旅行で来ていた中学生が深く頷きながら聴いていました。
同行の息子も、もっと早くに聴いておきたかった、また来たい、といってました。
説法は、9時開始の1回目から、10時、11時…と16時開始の8回。
1回の説法は30分。
私達の10時の回は、観光バスで来られる方待ちで少し遅れて始まりました。
1列に20人で5列、1回100人。
テーブルが出ていて、一人1個、懐紙の上に「寿々むし」というお菓子が置かれています。
コロナ前は、お茶も供されていたそうです。
自宅に持ち帰って撮影。ざくざくした歯ざわりの落雁です。
このお寺は、見どころとなるお庭もないし…、とご住職?(説法をされてた方)。
でも、「鈴虫説法」があります。
山の中腹の狭い場所に境内があって、見どころとなる建物や、天井画、襖絵、庭園などのハード面はないけれど、このお寺の方の、面白くてためになる「説法」というソフトが最大の強みですね。
そして話題の鈴虫説法とならぶ人気の…
一願成就の幸福地蔵
長い階段を上がって、山門の左手を見ると、幸福地蔵様がいらっしゃいます。
このお地蔵様は、わらじを履いたお地蔵様なんです。
お地蔵様の足元を気にしたことがなかったんですが、普通、袈裟で隠れていて足は見えないと思うのですが…ここのお地蔵様はわらじを履いたおみ足が見えてます。
わらじを履いているので、家庭訪問してくださるそうです^^
頭の中でお願いを唱えた後に、住所と名前を言っておかないと、来てもらえないんですって!^^
願いが叶いますように!! (^人^)
幸福地蔵のお守り 300円を書いそびれました…orz
またの機会に行きたいと思ってます。
お守りは買い忘れたけど、御朱印はいただきました。
開山三百年記念事業
1723年、鳳潭上人が開山し2023年には開山三百年を迎える鈴虫寺。
阪神淡路大震災も経験し、老朽化した建物の建て替えを計画されています。
お寺の裏の山は、松尾大社の磐座のある松尾山です。
安全上の問題などで建て替えには予想以上のお金がかかるようです。
お寺には、寄付金振込用紙も用意されてますし、鈴虫寺公式LINEスタンプもあり、売上はすべて、お寺の修繕費に当てられるそうです。
今回は、開山三百年の記念御朱印 三種を頂きました。1枚500円 3枚1500円。
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