今回の旅は、新幹線のチケット予約サイト EX予約からメールで、「EX会員限定 西芳寺特別参拝『ざぜん時間と写経奉納』京の禅寺で心調う朝」のご案内が来たことがきっかけでした。
苔寺(西方寺)10時の開門前に、座禅と写経をして、庭園拝観、近くの地蔵院も回るツアー。
そう言えば、長いこと苔寺行ってないな、と。
そうだ、苔寺行こう、と思い立ちました。
Google Mapで苔寺を見ると、近くに鈴虫寺、地蔵院もあります、嵐山を拠点に、ここを廻る計画を立てました。
鈴虫寺から徒歩5分
西芳寺川沿いの路を案内に従って進むと衆妙門が見えてきます。
こちらで予約者の名前を告げ、拝観料を支払います。
鈴虫寺で少し時間をとってしまい 訪問は11時前でしたが、10時予約と10時半予約の人が入れるようになっていました。
観光は、時間厳守が難しいので、ありがたいです。
苔寺拝観のハードルはかなり高い
1977年7月から、往復はがきによる事前申し込み制になりました。
2か月前〜2週間前は往復はがき、2週間前〜前日はオンラインで予約します。
9月は台風襲来することもあるので、週間天気予報を見て、直前にオンラインで申し込みました。
オンラインで申し込めるのは、1組2名まで 4000円(オリジナル筆ペン付き)、
往復はがきは1組5名まで3000円。
たっか〜!!
まず、ここで躊躇させますね、拝観料をはずんでも見たいのか、そこまでして見たくないのか。
参拝は中学生以上なので、小さいお子さん連れのファミリーは弾かれてしまいます。
上限何人かはわかりませんが、少人数制のため、園内は静かで、庭園の美しさを雑念を感じることなく満喫できるのが嬉しいです。
写真撮影、観光目的での拝観ではなく、宗教施設訪問、という部分をクローズアップ。
まず、本堂で写経をしてからでないとお庭を見ることができません。
写経にかかる時間は15分ぐらい。(紙一枚だけで、文字数も多くないですので)
こちらで ↓ 写経をします。
正座が無理、という方のために写経用のテーブルと椅子もあるので膝に不安がある方も安心です。
心静かに写経して、厳かな気分になったところで、お庭へゴー!
よく、苔寺の商材写真で見かける景色です ↓ ここはまだ前座。
ちょっと低めのこの門をくぐると、広い庭園に出ます。
黄金池を廻る、池泉回遊式庭園です。
忘れるほど前に来たので、今回、こんなに広かったのか、と改めて感動!
35000㎡の広大な庭園は、緑(苔)のカーペットに覆われて圧巻です!
静かな佇まいに、心が洗われるようでした。
作庭は夢窓疎石。
前日の大雨で苔の状態はしっとりと開いていていい感じ。
曇りぐらいがきれいかな、と思ってましたが、木漏れ日が落ちる苔庭もいい雰囲気でした。
↓ 船。 ここで舟遊びもされていたようです。
開門から閉門まで2時間
10時の開門から、完全閉門12時。
午後からの参拝は出来ないので本当に1日に限られた人数しか入れない苔寺。
だからこそ守られている静寂と美しさ。
庭園巡りが好きな方なら、絶対に楽しめます。
ハードル越えた人しか味わえないスペシャル感もいいです。
紅葉がたくさん植わっていたので紅葉の季節は格別でしょうね。
紅葉の季節のネット予約は、厳しいのかもしれません。
いつかまた行ってみたいです。
御朱印
500円、本堂でいただきました。
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