九州2泊3日の旅。
1泊目 南阿蘇温泉 別邸蘇庵の夕食をご紹介します。
なんと、10品!
霜月 南阿蘇の献立 全10品
先付
先付は、六角形のお重箱に入って出てきました。
夫のお料理をこちらがわから撮影。
《一の重》辛子蓮根、松葉ムカゴ、毬栗(いがぐり)、木の葉南瓜、胡桃流し、蒟蒻巻き
熊本の郷土料理、からし蓮根の他、松葉ムカゴや蒟蒻巻など、手間のかかったお料理が一皿に。
一つ一つを愛でながらいただく幸せ。
《二の重》 柿白和え(上)、蛸のバジル和え(右下)、薩摩芋サラダ(左下)
蛸とバジル、薩摩芋のサラダ、など和洋の組み合わせの面白い豆鉢。
クコの実の載ったものは?? 柿の白和え。
柿がこんなに美味しく感じるとは!な一品でした。
《三の重》公魚(わかさぎ)酢漬け(上)、湯葉あおさ餡(左下)、帆立柚子和え(右下)
お献立に「帆立柚子和え」って書いていたけれど…ちょっと違うような?(右下)
くらげっぽいような…柚子の香りがしないような…謎。
吸い物
土瓶蒸し 松茸、焼き鱧、海老
今年初の松茸。
そして名残の鱧を焼いてあり!
好みの食材が一度にいただけるという嬉しいひとしなでした。
お出汁をいただくときに鼻腔を駆け抜ける香りにうっとり。
お刺し身 四種盛り、馬刺し
鯛、鮪、鮑、車海老、妻一式
馬刺し 一文字ぐるぐる
馬刺しと言えば、熊本!
なんと国内シェアの40%以上が熊本産だとか。
以前に食べたことがあるけれど、忘れるぐらい前。
今回、久しぶり、で美味しいからパクパクって食べてしまって、感想書けない ^^;
一文字ぐるぐる…面白い名前、いちもんじぐるぐる、と読んでいたのですが、
ひともじぐるぐる、熊本の郷土料理だそうです。
写真、左下の酢味噌がかかっているのがひともじぐるぐる。
ひともじは、わけぎの熊本での呼び名。
茹でたわけぎの白い部分をわけぎの緑の部分でぐるぐる巻いたもの。
ストレートなネーミングですが、1700年代なかば、名君と言われた6代目藩主・細川重賢が藩の財政改革を行い、民は質素倹約に務め、安くて美味しいおつまみを考えだしたのですね。
庶民のアイデアが連綿と。
焼き物
山女魚の塩焼き、山桃ワイン煮、はじかみ
山女魚は、頭から食べてください、と言われ…頭けっこう大きいよ?と思いつつがぶり。
骨までザクザクと豪快にいただきました。
美味しい〜^^
蓋物
五穀饅頭、茸餡、もみじ麩
これがまた、手の込んだ一品。
里芋のお饅頭に、五穀米をまぶして蒸し上げ、茸の餡がかかっています。
もっちりとした里芋の食感とその周りの五穀米のプツプツ感が楽しいです。
酢の物
胡麻酢 戻り鰹、蕎麦揚げ巻、焼き茄子、茗荷
揚げ物
秋刀魚春巻き、豆腐磯辺揚げ、青唐
もう、お腹いっぱいなんですが、ここで揚げ物、無理〜〜〜だけど、春巻きなのだけれど、餡が珍しいのです。
なんと!秋刀魚!
パプリカやいんげんなども一緒にまいてあります。
秋刀魚の春巻き、初めてでしたが、美味しかったです。
今年秋刀魚の塩焼き、1回しか食べられなかったので^^;
台の物
熊本産 熊本ブランド和牛「和王」蒸篭
そして、満腹もピークに、牛肉のせいろ蒸し。
これがまた…美味しい。
もう、味がわからなくなるぐらい満腹 ^^;
食事
釜焚き 森のくまさん(熊本産 コシヒカリとヒノヒカリをかけ合わせたお米)
漬物盛り合わせ
赤だし味噌汁
お部屋で羽釜とミニかまどで炊き上げるごはん。
もう食べられない〜と言いながら、炊きたての艶っつやごはんを…食べてしまいました。
水物
メロン 巨峰 マロンプリン
デザート無理〜〜〜涙目…ってなってたのに、夫が
ん!!このプリン、めちゃ美味しい!というので…
どれどれ… んんんっ?? こんなお味のプリン、初めて〜!
マロンプリン、パッと見、ホテルのバイキングに出てくるような??と思って一口食べてびっくり。
マロンのお味が濃い! プリンなのにマロン!
メロンは食べきれず、翌朝いただきました。
スタッフさんに感謝、何度も足を運んでいただきました
こちらの旅館のシステム上、ビール一本でも、フロントに電話して持ってきていただくことになります。
しかも、このお食事の量。
何度も運んで、引いてを繰り返して頂いてありがたいやら申し訳ない気持ちにすらなりました^^;
お天気の良い日はまだしも、豪雨の日もあるでしょうから大変だと思いますが、とても明るく、記念写真を撮ってくださったり、食材のお話をしてくださったりと素晴らしいホスピタリティでした。
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