現在、フェルメールと17世紀オランダ絵画展を開催中の大阪市立美術館。
前にも記事に書きましたが、大阪市立美術館のある茶臼山一体は、住友家の本邸があった場所です。
上町台地の西の端に位置するので、見晴らしが良いですね。
高低差はどのぐらいでしょうか…
美術館正面から通天閣も^^
ここに住友家は、住友友純が公家の出ということもあり、邸宅前の庭園で園遊会なども開かれていたようです、優雅ですね~♪
当初ここに館を構えたものの、暮らしにくかったようで、本邸は神戸の住吉に移りましたが、庭園は、当時のまま残り「慶沢園」として開放されています。
慶沢園は、入り口が奥まっているため、美術館の帰りには気づきにくいのですが、都会のオアシス。
いつも空いているのでゆったりと回ることができます、美術館の帰りにでも寄ってみては?
おすすめです!
入園料が150円、とお安いのも嬉しいです!
てんしば(天王寺駅方面)から 旧黒田藩蔵屋敷長屋門を抜けて左に進むと美術館、右に進むと 慶沢園 ⇓
地味ですね~全然目立たない^^;
京都の名庭園師・小川治兵衛設計
京都・岡崎にある名勝・無鄰菴を設計した小川治兵衛の、池泉回遊式庭園。
以前、訪問したのは、雪の降る日寒い日でした。
庭園は、やはり緑がいきいきと美しい季節に行きたいもの。
今回、木々に葉も茂り、芝生も青々としていて気持ちがよかったです!
門を抜けてすぐの所。
開放感がすごい!
池全体を見渡せる東屋(四阿)があるんですが…もう少し趣のある立て札にして欲しい…
興ざめだわ^^;…っていうか、四阿って書かなくても見たらわかるし。
四阿の横は、ホテイアオイや蓮が群生してました。
夏は、植物の生命力を感じますね~♪
小さな島もあり、飛び石で渡れるようになっています。
正面が大阪市立美術館。
石灯籠ときれいに刈り込んだ松が印象的です。
このワイルドな景観は小川治兵衛らしい感じ。
奥に小さな滝が設えてあります(ちょっと見えにくい…)。
グルっと回っていくと、休憩所があります。
ここに座っていると…静かに時間が流れていきます。
平和のありがたみをしみじみ噛み締めてました。
都会の真ん中なのに、しらさぎが遊びに来てました。
どこから来たのでしょう、住んでいるのかな?
慶沢園からあべのハルカスを望む
園内から、高さ300メートルのあべのハルカスが見えています。
訪問日は2022年8月13日です。
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