昨日の続きで、旧朝香宮邸の日本庭園の写真を、サクッと自分用アルバム的に載せておこうと思います。
ご興味の無い方はスルーお願いします。
東京都庭園美術館で開催中のフィンランド グラスアート展を観た後、
「庭園美術館」の名前の由来である庭園を観に行きました。
芝庭、日本庭園、西洋庭園、3つのエリア
芝庭、日本庭園、西洋庭園、3つのエリアからなる広大なお庭。
さすが、「庭園」美術館のお庭ですね。
国立科学博物館付属自然教育園に隣接して立つ東京都庭園美術館。
56万㎡ある広大な東京大学本郷キャンパスが加賀藩前田家の江戸屋敷だったのは別格として、
家格の高い高松藩の下屋敷3万3000㎡の敷地に1933年(昭和8年)に建てられたのが旧朝香宮邸です。
坪数で言うと1万坪、さすが、もと皇族の邸宅!
庭園入口からGO!
美術館(旧朝香宮邸)正面左手に、庭園入口があります。
入ってすぐのところは芝庭。
ビジネスマンがパソコン使っていたり、オーニングの下でおしゃべりに花を咲かせている人たちがいたり…緑の中で一休みの人がいたり…
思い思いに過ごす人たち。
のんびり時間が流れていました。
芝庭は、広い芝生のお庭が広がっているだけなので、日本庭園へと向かいました。
やっぱり落ち着く、池泉回遊式の日本庭園
重要文化財・お茶室「光華」
お茶室へ続く露地門から入りました。
1938年(昭和13年)に完成したお茶室は、武者小路千家の茶人である中川砂村(中川是足庵 1880〜1957)が設計し、
大阪の数寄屋大工棟梁の平田雅哉(1900〜1980)が施工 1936年(昭和11年)上棟。
「光華」という名称は、朝香宮鳩彦(あさかのみや‐やすひこ)殿下が自ら命名され、扁額も殿下直筆だそうです…って、扁額、どこ???
こちらから見えない、貴人口の方にあるのでしょうか。
時間が遅くて、お茶室公開時間に入れずでしたが、照明が点いていて、中を伺えました。
お茶席は、小間、広間、立礼席(りゅうれいせき)の三席。
立礼席は、裏千家が明治の初期に外国人のために考案した椅子式点前のお茶席だそうです。
戦後は各流派に普及しましたが、戦前の茶室に立礼席があるのは珍しいとか。
このお茶室は、朝香宮鳩彦王の次女、湛子(きよこ)さんの花嫁修業のために建てられた、という話も。
で、花嫁修業の後?お輿入れされたのは大給(おぎゅう)伯爵家(龍岡松平家)。
大給義龍氏と結婚。
大給湛子さんは「素顔の宮家―私が見たもうひとつの秘史」と言う本を出版されています。
機会があれば読んでみたいです。
池の畔をぐるりと一周してくると、緩やかな斜面の上にお茶室(写真下)
日本庭園
この日の東京の最高気温36.7℃。
日本庭園の入口に着いたときには17時を回っていましたがまだまだ暑かった。
池のほとりへと下りていきますと…
眼の前がぱっと開けます。
緑陰を満喫しました。
水面の揺らぎも、風にそよぐ緑も心地良く、
池に流れ込む水の音に癒やされ…1/fゆらぎ体験。
近くに高速道路が走っていて気になる方もいらっしゃるのかも知れませんが、私は写真撮影と風景に夢中で、全然車の騒音に気づきませんでした…^^;
竹垣が綺麗〜!!
風景に癒される一時。
御料地だったこちらの土地に朝香宮邸を建てる際、目黒通り沿いの手前の平坦な部分を芝庭園、洋風庭園に、起伏に富んだ部分を日本庭園に、と計画されたようです。
日本庭園は築山と池に高低差があり、それがまた趣を生んでいると思います。
お庭だけなら、入園料200円!! 行くしか無い!
庭園入場料
一般 200円(160円)、大学生(専修・各種専門学校含む)160円(120円)、
中・高校生・65歳以上 100円(80円)
・( )内は20名以上の団体料金。
・小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。
・身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料。
・第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。
・家族ふれあいの日(毎月第3土曜日と続く日曜日)は、18歳未満の子を同伴する都内在住の方2名まで、庭園の入場料金が半額になります。引用元:東京都庭園美術館HP
やっす〜い!!
小銭チャリ〜ン♪で入れちゃう!
目黒通りの正門で「庭園のみ」、と言ってチケットを買うと、旧朝香宮邸の前までは行けます。
中に入れないだけ〜
宮邸の左手に上述の庭園入口があるので、そこから入れば、芝庭、西洋庭園、日本庭園、と3つのお庭を見て回れます。
公共の施設の入園(入場)料はお安い! 行かなきゃ損、損!
ワタクシは、時間が押していたので西洋庭園を観る時間がなかったのですが、いつかまた行ってみたいです。
紅葉の季節、いいでしょうね^^
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