グルメ&旅行ブログ 今日もhappy

京阪神のランチや美味しいもののご紹介 旅行の記録など自分用の記録も含め綴っていきます☆

【ロケ地廻り】レトロ建築・神戸税関|『探偵ロマンス』他映画ロケ多数

2022年11月28日、発足150年を迎えた神戸税関。

日本全国の「運上所」が「税関」に呼称統一され、1873年1月4日、「神戸税関」と改称されて150年。

1863年神戸港開港から10年後のことですね。

 

神戸税関150周年事業として「神戸税関 館内ロケ地巡り」が、2023年2月4日(土)〜12日(日)開催されました。

 

昨年12月に、神戸産業遺産見学ツアーに一緒に参加した友人が行ってきた、とLINEをくれたので、まだ行ってなかったわ…と焦って、2月11日の土曜日に行ってきました。

 

レトロ建築大好きなのでワクワクな神戸税関

昨年12月4日に産業遺産巡りのツアーに参加しました。

現在、デザイン・クリエイティブセンターKIITOになっている旧生糸検査所を見学した際に、未知の向こう側にある神戸税関の建物にビビビと来たのですが、悲しいかな団体行動。

神戸税関は、行程に入ってなかったので眺めるだけでした。

 

今回、神戸税関150周年事業として、公開されている! 

…と行ってきました。

 

神戸税関2代目庁舎は、1927年竣工のレトロ建築。

現在は、3代目本関庁舎を使用しつつ、神戸港のランドマーク的建物の旧庁舎を保存されたのは素晴らしいですね!

 

本関庁舎は、2007年に経済産業省から近代化産業遺産に認定されたそうです。

道を隔てた東隣にある、生糸検査所でパスした生糸を、神戸税関に運び、その後、今は廃線になった臨港線で第1〜第4突堤まで貨車で運んでいたのですね。

当時の繁栄が偲ばれる場所です。

 

現在の神戸の繁栄は三宮駅周辺。

神戸税関は、三宮駅徒歩10分です。

 

写真下:手前が神戸税関旧庁舎、左奥が旧生糸検査所(現:デザイン・クリエイティブセンターKIITO)

建物の角にRがついていて、建築物好きには興味深く、刺さります。

 

お♪ 案内が出てる〜

神戸税関 2代目庁舎旧正門

現在は東門としてイベント、開放時にお客さんをお迎えしています。

印象的な、円形のエントランスホール

8本の円柱がぐるりと取り囲む空間は3階までの吹き抜けになっていて、この場所で撮影されると素敵な絵になりますね。

 

見上げた天井のレリーフも美しい♪

下は円形を8つ組み合わせた柄です。

NHKの『探偵ロマンス』の撮影で使われ、SixTONES森本慎太郎くんがこの場所に立ってました。

柱は8角形のセセッション式の柱。珍しいです。

セセッションとは、ウィーン分離派クリムトを中心とする新進芸術家のグループ)のこと。

幾何学的デザインや渦を巻く植物模様が特徴で大正初期に多く取り入れられたようです。

 

外側から見たエントランスホール

 

 

下:神戸税関 平面図

右側が旧館、左側が新館、中央に芝生の中庭があります。



旧館2階

特別会議室 一般公開初!!

人が大勢写り込むので全体は撮影してないのですが、重厚な内装を撮影してきました。

扉に寄木細工がはめ込まれています。しゃれてます♪

腰壁? 腰の位置が高すぎるんですが!!??

マホガニーブラウンで。重厚な雰囲気。

柱や梁にも細かい装飾が施されていて…昔の建築物は芸術性が高いです。

廻り縁も美しい!

レトロシックな天井照明。

広いお部屋は、今でも会議室として使用されているそうです。

 

元貴賓室

皇族をもてなす為につくられた貴賓室。

その後、阪神大震災までは税関長室として使用されていたお部屋で、60㎡あるそうです。

 

貴賓室は、エントランスホールに沿って配置されているので、部屋全体が弧を描くような形になっています。

細長くて使いにくそうです(小声)。

 

お手洗い

レトロなお手洗い。

当時は、とてもハイカラで時代の最先端だったことでしょう。

映画のロケ地として大活躍

1927年竣工の神戸税関は、レトロ建築として趣があるので、今までから映画のロケ地として、何度も使われています。

 

『日本のいちばん長い日』や『ゲノムハート』『ALWAYS三丁目の夕日』『海賊とよばれた男』から、『天外者』『スパイの妻』…

そして、NHKで放送されたドラマ『探偵ロマンス』の撮影がおこなわれました。

 

『探偵ロマンス』の撮影風景の写真のパネル展示や撮影された作品の映画ポスターなども展示されていました。

 

中庭と新庁舎

1999年に竣工した新庁舎も素敵ですね〜♪

旧庁舎と合わせて、船を模したデザインになっているそうです。

 

内側にこんな空間が広がっていたなんて!

中庭にも、エントランスホールと同じような、円を組み合わせたデザインのタイルが貼ってありました。

中庭から見た旧庁舎の時計塔

神戸港のランドマークとなっていたこの塔と旧庁舎、よくぞ残してくださった。

1927年から戦火をくぐり抜け、大震災を経験しても、時を刻み続ける時計。

 

これからも変わらず時を刻みながら、神戸の発展を見守り続けて欲しいです。

 

30分強の見学でしたがレトロ建築好きにはワクワクの一時でした。

 

⚠️税関150周年記念事業として 神戸税関 広報展示室と屋上の開放が令和5年3月5日(日)11:00〜16:00にあります。

 

入場無料、予約不要、雨天は屋上ロビーまでで屋外には出られません。

 

お天気が良ければ、気持ちがいいかも。

 

広報展示室も麻薬の密輸についてや、ブランドコピー商品の展示など興味深いです。

 

 

ランキングに参加しています。

ポチッと押して頂けたら励みになります♪

     ↓

にほんブログ村 グルメブログ 関西食べ歩きへ
にほんブログ村


近畿地方食べ歩きランキング

いつも応援ありがとうございます