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歴史あふれる城下町、出石を堪能、最終章

城下町・出石の名所をぶらぶら歩きしました。

 

 

出石のシンボル・辰鼓楼

出石、といえば、辰鼓楼、お土産物屋さんの包装紙に印刷されたり、テレビなどで紹介されるときには、まず辰鼓楼の映像がキャッチに使われています。

 

廃城となったとなった出石城三の丸大手門石垣を利用して、明治4年(1871)に建設された。
名称の「辰」は時間、「鼓楼」は太鼓を叩くやぐらを意味する。

高さ13m。内部は四階建ての構造。

かつて城下町の人々は寺院の鐘で時刻を知ったが、明治時代に入り、これに替わるものとして竣工した。

当初は最上階から太鼓を鳴らして時刻を知らせていたが、明治14年(1881)にこの城下町で開院していた医師、池口忠恕が大時計を寄附してからは時計台となった。

辰鼓楼 現地案内板より

 

辰鼓楼(しんころう)は、日本最古と言われていますが、時計台と言えば札幌の時計台が有名です。

説明板には、「日本最古の時計台」の記載がありますが…

札幌の時計台が動き出したのは8月12日、出石の時計台が動き出したのは、その27日後の9月8日だと判明しました。

 

さらそば甚兵衛2代目・渋谷朋矢さんが、執念で明かした番組 ↓

NHK WEB特集「日本最古じゃなかった」正直に言うべきか、どうしよう…

 

大手前通りに佇む辰鼓楼。
毎年11月3日に、この通りを大名行列が練り歩きます。

 

出石史料館 (旧福冨家住宅)

入館料 300円、休館日:火曜日

 

旧福冨家住宅、離れの玄関です。

正面が離れの玄関です。お庭も整えられ、来客用といった雰囲気ですね。

 

母屋は、古い商家らしい漆喰に虫籠窓、紅殻格子は卍崩しの組子が入っています。

 

 

母屋、離れ、土蔵からなる明治時代の商家・旧福冨家住宅を史料館に使っています。

1912年建築。

 

離れの方が先に建設されていたそうで1892年建築。

 

城下町のおひなさま展開催中

囲炉裏の切ってある居間に並ぶ3つの七段飾り。

同じようでもすこしずつ並びやお道具が違ったりしています。

 

黒い幕が張ってあって見えないのですが、箱階段になっているようです。

隣の間にも3つあり、そのうち2つは最上段が豪華! 

お内裏さまが建物の中にいらっしゃるお雛様、初めて見ました。

 

内縁(廊下)

離へと続く廊下です。

突き当りの窓は、凝った作りの火灯窓。

禅寺でよく見かけますが、住宅で見たのは初めてです。

離れ

玄関

来客用、というか表玄関ですね。

離れの広間(28畳)

内縁の突き当りの板戸に…コウノトリ? カササギ

当時は杉の板戸に絵を描くのが流行していたのか、東京・湯島の旧岩崎邸庭園の和館にも、廊下の突き当りの木戸に鳥の絵が描かれていました。

蔵の中は撮影禁止でした。

武具などが展示してありました。

あと、

写真撮り忘れましたが、昔懐かしの明治生まれの祖母が使っていたような台所もありました。

 

兵庫住宅百選に選ばれています。

 

出石明治館(豊岡市指定文化財 旧出石郡役所建物)

レトロ建築物大好きなワタクシがワクワクしちゃう建物。

但馬地方唯一の洋館だそうです。

 

出石郡役所建物 昭和57年3月20日指定

出石郡役所として明治20年(1887年)に建てられた建物です。

一見洋風の石造りのように見えますが、実際は瓦屋根に塗り壁の日本建築です。

外壁に水色に塗られた横方向の板をはり、四隅には石造りの建物にみられるコーナーストーンを模した意匠が施されています。

出石明治館 説明板より

玄関は本来2階建てだったそう。

谷山川のあたりから現在地に移築する際に、2階バルコニー部分を玄関部分に再利用されたそうです。

 

柱は、ギリシャ建築のコリント式に似てますがちょっと微妙 ^^;

建物横のガス燈が雰囲気を盛り上げてます。

建物の中は、出石ゆかりの人たちを展示、紹介するコーナーがあり、

かの有名な和尚様、沢庵宗彭も出石出身なんですね!

昨年、現役を引退されたプロ野球能見篤史選手(阪神オリックス・バファローズ)も。

 

旧郡役所展示室(下)

昔ながらののどかな町並み

咲楽屋(旧浅井家住宅)

弁柄(紅殻)格子が通りでもぱっと目を引く古民家カフェ。

弁柄という酸化鉄塗料はインド・ベンガル地方のものを江戸時代に輸入していたそうです。

京都でも見かけます、さすが、但馬の小京都♪

 

建物は明治時代のもので、古民家再生促進支援事業により蘇りました。

出石重要伝統的建造物群保存地区伝統的建造物に登録されている建物です。

 

ちなみに…伝統的建造物に指定されている建築物は259件にのぼります。

 

⚠️[土・日・祝] 11:00~16:00のみ営業

 

酒蔵 

史料館のあと、同じ宵田通りに面する出石酒造の酒蔵を見に。

 

…て、見えてるのですが もしや、これが地図に載ってた酒蔵??と半信半疑^^;

酒蔵と言えば、白壁、虫籠窓、なまこ壁の三点セットのイメージでした。

 

こっ、この色は…土壁そのまま?

270年程前に造られたとされる酒蔵、歴史ありますね。

酒蔵の持ち主である出石酒造は、1708年創業の老舗造り酒屋さん。

 

代表銘柄「楽々鶴(ささづる)」は、酒の別名である「笹の露」と、
出石藩主・仙石公の別荘「楽々園」に由来する、由緒ある名前を冠した純米酒です。

DAY TRIP 出石より

 

しまった、お土産に一本買ってくればよかった…

連続3本の記事にお付き合いありがとうございました

帰り路、途中まで…そう「竹田街道の駅」あたりまでは来た道だったのです。

和田山ICに入らず、下道で播磨屋生野店におかきを買いに行こうとして、ナビが左と言ってるのに曲がらず直進。

気を取り直したナビが別の道を提示してくれたはいいけれどこれが狭いつづら折れの道。

「裏六甲みたい・・・」と言いながら緊張の運転が続く。

 

ぽつんと一軒家に行くような道でスリルありました。

 

お天気と桜につられて播磨の小京都・出石へドライブ、ワンデートリップの記事3本。

お付き合いありがとうございました。

 

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