産業遺産見学ツアー、ポートピアホテルでランチを頂いて、ソラフネから神戸の海山を望んだ後は、旧生糸検査所、現・デザイン・クリエイティブセンターKIITO(キイト)に行きました。
約150年前に神戸港が開港しました。
新港地区のレトロ建築
国の殖産興業の政策で各地に製糸工場が作られました。質のいい生糸を作って輸出する際、出荷前に品質保持の為、生糸を検査する必要がありました。
日本で2箇所、横浜と神戸に、生糸検査所が設けられ、ここから船に載せて世界へと輸出されたんですね。
旧神戸市立生糸検査所は、1927年竣工の歴史的建造物。
レトロ建築大好きなので、ワクワクします。
手前左側のオレンジ色のタイルの建物が旧生糸検査所です。
右側の茶色の建物は1930年竣工の新港貿易会館。
アールのついた玄関が印象的♪
登録有形文化財に指定されています。
建物の全景を撮りたかったけど、団体行動の辛い所。
一人なら、道路の向こう側から撮影するところでした…残念!
船の窓を思わせる丸窓にステンドグラス。
当時はとってもおしゃれな建物だったんでしょう^^
生糸検査所の西隣には、大蔵省営繕課により設計され1927年に竣工した神戸税関があります。
「開かれた税関」を目標に掲げ、本関の中庭および庁舎内の一部を公開しているそうです。
今回のツアーには組み込まれてなかったから、いつかレトロ建築巡りでひとりでぷらっと行ってみようかしら?
阪神大震災被災後、改築するに当たり、ほぼ完全に旧館の外観等を保全したことで公共建築賞やJIA環境建築賞など数多くの賞を受けているそうです。
中庭から望む時計塔も素敵な眺めなのを写真見たので、行きたい気持ちがむくむくと湧き上がってます^^;
外観は東京桜田門にあった警視庁の旧庁舎によく似ており、ドラマや映画の撮影に使われているそうです(Wikipediaより)
土日祝は休館なので、今回のツアーでは行けませんでした、残念!
旧生糸検査所 現・デザイン・クリエイティブセンター KIITO
日本は、それまで、中国のシルクを買っていた(輸入していた)けれど、日本のお金が流出してしまうので、国内で生産することにしたそうです。
製糸工場を作ったことで、明治時代には日本の生糸の生産、輸出は世界一になったんですか!!すごいぞ日本! 知らなかった!
富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産に登録されたのも記憶に新しいですね。
KIITOの入り口
入り口が小さいです。
館内見学
KIITO
1階 ホールとレンタルスペース、カフェ
2階 生糸検査所ギャラリーと三宮図書館(工事中のためしばらくこちらに移転)
3・4階 レンタルスペース
2階の生糸検査所
ギャラリーが興味深かったです。
写真いっぱい撮ったけど、映える写真だけ載せます。
ここはじっくりと見て回りたかったのに、結構駆け足な印象でした。
検査道具など、ゆっくり説明板を読みながら見たかったのに、早めに集合がかかってしまいました。
今回はじめて知った国鉄・神戸臨港線のこと
昔から神戸にお住まいの方は、ご存知だと思いますが、灘の辺りから分岐して、この神戸港の第1〜第4突堤まで国鉄が走っていたこと、私は知りませんでした。
ガイドさんから、この建物の前を線路が通っていた、とお聞きしてほぉ〜〜〜っとうなりました。
1984年に殆どの線が廃止されたそうです。
往時の賑わいを想像して、ちょっとノスタルジックな思いに胸キュンになりました。
私が歴史的建造物、レトロ建物が好きなのは、ノスタルジーを感じるからかも知れません。
麦焼酎の「いいちこ」のCMが好き。
三丁目の夕日が好き。
昭和だわ〜〜(笑)
建物は、明治、大正、昭和初期までが好み♪ ^^
この後、東灘の旧乾邸に行きました。
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