友人たちとの会話で「足立美術館行った?」と度々話題になる足立美術館。
絵画のコレクションにはお金がかかるので、国立、都立、県立、市立…と公立の美術館が多い中、
足立美術館は財団法人化して個人のコレクションを展示しています。
ちなみに、京都・嵐山にある福田美術館も個人のコレクションを展示しています。
島根県の貧農の出だった足立全康さん(1899年 明治32年)は、大阪で商才を発揮し、一代で財をなした素封家(大金持ち)。
趣味で集めた横山大観の作品を多数所蔵しており、1970年、71歳の時に財団法人・足立美術館開館、庭園もどんどん広くしていかれました。
その面積5万㎡。
今回は、新緑の季節とあって、お庭を楽しみに、伺いました。
足立美術館のHPで調べたのは、休館日と駐車場のことで…不勉強だったのですが。。。
足立美術館のお庭は、「眺めるだけ」ズーン orz
心配した駐車場も広大で、余裕です。
グーグルマップの航空写真で確認してみてください♪
足立美術館、入館料はお庭の維持費込か、2300円とややお高め設定。
20年連続日本一とはすごい!
アメリカの日本庭園専門誌『数寄屋リビングマガジン/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング(Sukiya Living Magazine: The Journal of Japanese Gardening)』が、日本国内の日本庭園約1000か所を対象に実施した「2022年日本庭園ランキング」を発表し、当館の日本庭園が「20年連続日本一」に選ばれました。
足立美術館HPより
ちなみに 2022年日本庭園ランキング5位は、
1位 足立美術館(島根県)
2位 桂離宮(京都府)
3位 山本亭(東京都)
4位 皆美館(島根県)
5位 養浩館庭園(福井県)
足立全康翁の像があり、横の石に20年連続庭園日本一、の文字。
美しく整備されたお庭は、ガラス越しに観ます。
遠くに見える山も借景となるために購入されているとか!
このお庭の風景も、一幅の絵画なんですね〜♪
この美しいお庭に入れるのは庭師の方だけ。
それがもったいないな、と。
これだけの広大な園内をすべて見れまわることはできないけれど、場所を限って、庭園内を散策できるなどしていただけたらいいのに、と思いました。
お寺などの普段「庭園」として巡っているところは、池泉回遊式庭園。
園内を自分の足で歩き、飛び石を渡り、
木々を渡る風の音を、葉擦れの音を、滝の水音を聴き、
そよぐ風の匂いを感じる…
それが庭園めぐりの醍醐味なのに、お庭をガラス越しで
見〜て〜る〜だ〜け〜〜、なのは、なんとももどかしかったです。
こちらの庭園、もちろん素晴らしいのですが、私のニーズに合っていなかった、ということで…残念!
横山大観コレクション多数、日本画、魯山人の焼き物も
横山大観の所蔵美術品が多数展示されていました。
個人的に好きな川合玉堂や、一点だけ上村松園の作品もありました。
また、陶器も集めておられたのか、北大路魯山人作の陶器がたくさん展示されていて興味深かったです。
魯山人という人には詳しくないのですが、
いろんな焼き物を焼いておられ、備前焼もあれば、織部焼もあります。
研究されていたのでしょうか?
椿鉢など、ちょっと我が家にほしいわ、と思いながら観てました。
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