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【京都】宝泉院① 鶴亀庭園と額縁庭園・盤桓園(ばんかんえん)|庭園めぐり

京都ぷち旅行の思い出綴り、後は宝泉院と、寂光院を残すのみ。

 

三千院参道を奥に進み、未明橋を渡って、実光院、突き当りに勝林院、角を左に曲がったところにあるのが、宝泉院です。

 

実光院とともに勝林院僧坊としての歴史をもつお寺です。

 

宝泉院も、見どころの多いお寺です。

 

 

 

 

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客殿に入る手前の池。

涼やかな風景です。

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客殿の入口すぐの廊下の天井に、籠が吊るされています。なぜこんなところに?と不思議な感じ^^

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廊下中央に、受付があるのでそちらで拝観料800円(茶菓付き)を払い、御朱印もお願いします。

茶菓は、どこで戴いてもいいのですが 盤桓園を望む、ひろびろとしたお座敷でいただくのが良さそう。

お抹茶(お薄)を立てて、お菓子と一緒に後で持ってきてくださいます。

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緋毛氈の前のお庭は鶴亀庭園

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池を鶴、築山を亀に見立てて、鶴亀庭園。山茶花の 古木を蓬莱山とみる名庭。

たっぷりの緑に癒やされます。

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軒端の灯籠も風情があります。

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いつまでも見てられる変化に富んだお庭です。

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緑陰が心地いい!!

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額縁庭園 盤桓園(ばんかんえん)と五葉の松

これが額縁庭園だっ!!

額縁庭園とは、柱と鴨居を額に見立て鑑賞するお庭です。

盤桓「ばんかん」とは、立ち去りがたい、という意味だそう。う~む、確かに。

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素敵な眺め~♪ 作庭されたお庭ではなく、野趣に富んだ盤桓園です。

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竹の間から、大原の山を見晴るかすと、洛中では感じられない雄大な自然を感じます。

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五葉松

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樹齢700年の「五葉松」

樹高11メートル、枝張り 南北11.5メートル、東西14メートル、と立派な枝ぶり。

善峯寺(京都市西京区)の「遊龍の松」、金閣寺の「陸舟(りくしゅう)の松」とともに、「宝泉院の五葉松」が京都の三名松、とされています。

 

ここでもまた悠久の時の流れに想いを馳せることができます。

 

 お庭から観る松は、枝のみですが、客殿の外、境内から観ると見事です。

扇型に枝を張って雄大な感じです。

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お抹茶とお菓子でホッと一服

8時半頃に四条駅を出発、9時半過ぎに大原に到着してから、11時に宝泉院まで1時間半、歩き回ってちょうどお腹が空いてきたときだったので、宝泉院さんでのお茶の接待、嬉しかったです。

お庭を眺めながらの一服、最高でした!

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若狭屋末則さんの「ひととき」という和菓子。

ニッキの香りの求肥粒あんが入っています。

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水琴窟と血天井

客殿西側のお座敷をご紹介します。

水琴窟

竹筒に耳を当てて、聞けるようですが、手前に柵があったので、試さず。

理智不二(りちふに)と名付けられた水琴窟は二連式。

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血天井

お座敷南側の縁側の天井が血天井

慶長5年(1600年)関ケ原の戦いの前哨戦、伏見城の戦いで討ち死にした徳川家の家臣・鳥居元忠

元忠最期の地、伏見城の血染めの畳は、家康がその功績を讃えて江戸城・伏見櫓の階上に置き、血染めの床板は、ここ宝泉院の他に京都市の養源院、正伝寺、源光庵、瑞雲院、宇治市興聖寺にもあるそうです。

 

「養源院の血天井」で検索しましたら…こちらの血天井よりも、ずっと生々しい、血の手形などが遺っています。

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血天井って…聞いて、お寺で刃傷沙汰があって、返り血が天井にまで飛んだの??と想像したけれど、伏見城の戦いで亡くなった武将たちの霊を慰めるため、伏見城の血染めの床板を天井板として祀ってあるのだそう。

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囲炉裏の間の鹿野苑

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法然上人・衣掛けの石

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法然上人縁の地だけに、腰掛石や衣掛けの石など法然上人にまつわる石もありがた味。

 

 この後、客殿の反対側に位置する宝楽園庭園を巡りました。

宝泉院②に続きます。

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