グラバー園の洋風建築群
歴史的建造物及び 明治時代の洋風建築を観るのが好きなワタクシ、
以前から 長崎に行ったら グラバー邸に行きたいと思っておりました。
この度 初めて知ったのですがグラバー園として観光地化してるんですね♪
投宿先のANAクラウンプラザ長崎グラバーヒルから徒歩3分で到着。
この動く歩道で一番高いところまで上ります。
園内地図には「車椅子ルート」も明記されていて 観光地としてすごく整備されてます。
以下建物のキャプションはグラバー園ルートマップより引用
◆旧三菱第2ドックハウス
「ドックハウス」とは、船を修理している間、乗組員たちが宿泊した施設のこと。
明治29年建築
ここが一番上、とても見晴らしがいいです!! ↓ バルコニーからの写真です。
このドックハウスをバックに記念撮影してくれるサービスがあるので記念に撮ってもらいました。
1200円也。日付が入っているのでいい記念になりました。
◆旧長崎地方裁判所長官舎
明治16年ごろ、長崎市上町に建てられた長崎地方裁判所の長官舎。居留地の外に建てられた洋風の官庁建築として
長崎で唯一残る貴重な建物です。
レトロ写真館になっているので入館せず。
◆旧ウォーカー住宅
イギリス人実業家、ロバート・ニール・ウォーカーの次男が暮らした邸宅。
明治中期頃、大浦天主堂のすぐ隣に建てられました。
◆旧リンガー住宅
慶応3年頃に建てられた三方をベランダで囲まれたバンガロー風の建物。
ベランダの床石には、ウラジオストクから運んだ御影石、ベランダの屋根を支える角柱には天草の石を使用、
木と石が調和した木骨石造りです。
花壇も手入れされてきれいですね♪
全く聞いたことがなかったのですが 17歳で渡欧し大正11年「蝶々夫人」でオペラ歌手としてデビューした
喜波貞子展が開催されてました。
彼女が使った トゥーランドットの髪飾り。当時にしたらものすごく豪華できらびやかだったことでしょう。
◆旧オルト住宅
慶応元年(1865年)頃に建てられた石造りの洋館。施工は大浦天主堂や旧グラバー住宅を手がけた小山秀です。
天草の砂岩を基礎に使い、ベランダにはタスカン様式の列柱が並びます。かつてこのベランダで、イギリス領事館のパーティが開催されたこともありました。この住宅はオルトが大阪へ移住したあと、リンガー家が暮らした時期があります。
スチール記念学校からみたオルト住宅
◆旧スチイル記念学校
明治20年、東山手9番に建てられたミッション系の学校。居留地時代に造られた典型的な木造洋風建築。3海は鐘楼になっており学校名は学校建設に資金を寄贈した宣教師W・H・スティールの名前に由来してます。
スチール記念学校の内部では グラバーや坂本龍馬、岩崎弥太郎らが事業を展開していく様子を漫画でわかりやすく説明するブース(部屋)がありました。
学校内ロビーから旧オルト住宅方面。
◆三浦環像と壁泉
後方のタイルの前に三浦環像がありました。三浦環って誰???と思ったら、かのプッチーニ作曲のオペラ「マダム・バタフライ」で一躍有名になった 世界的プリマドンナだそうです…
世界的に有名なオペラ「マダム・バタフライ」は、長崎が舞台になっており、物語に登場する景色はまるで旧グラバー住宅から望む景色を思わせる描写です。
◆自由亭
明治11年に諏訪神社下(馬町)に建てられた西洋料理店。当時はこの店に内外の貴賓や地元高官など社交の場に使われていました。
自由亭店主・草野丈吉は 日本に西洋料理を広めた人物
◆旧グラバー住宅
文久3年に建てられた現存する日本最古の木造洋風建築。建設当初はL字型の平屋で建物の周囲がベランダで囲まれた建物でしたが、増改築を繰り返し、明治になると独立していた台所がある付属屋と主屋の間に廊下が増築され、現在の形に落ち着きました。外観は日本瓦で覆われ、壁は伝統的な日本の土壁です。一方室内は典型的な西洋風の造りになっています。
一番のお目当ての旧グラバー住宅が現在工事中。この角度からしか観ることができなくて…残念でした。
グラバー園とは関係ないけれど 歴史的建造物の洋風建築が好きなので 長崎旅行2日目に ホテルの近くにあった洋館を撮影しました。夕方だったので開いてなかったのが残念です。
旧香港上海銀行 長崎支店記念館
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