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子供から大人まで楽しめる国立科学博物館、大賑わい|お値段以上の楽しみ!

お正月、上野に行った話の続きです。

 

1月3日、お正月の上野は家族連れで賑わっていました。

トーハク(東京国立博物館)では、獅子舞も出てお囃子が聞こえてきてお正月のおめでたい気分を味わいました。

 

黒田記念館に行った後は…家族の希望で、国立科学博物館(カハク)に行くことに。

 

国立科学博物館、通称・カハクは、動物の剥製や恐竜の骨格標本があると知っていましたが、え〜行くのぉ〜??な感じでした。

 

入館料、一般が630円、65歳以上はただ…ということは??

あまり大したことがないのでは?

 

な〜んて思ってごめんなさい!!

すご〜く楽しくて、堪能しました。

 

コレがびっくり、大盛況!科博、恐るべし

美術館の科学版、と思って行ってみたらファミリー層が多くてびっくり!

小さいお子さん連れで…恐竜の骨格標本を見上げたり、地球の生まれる所をアニメにしたものを観たり、

楽しみながら、知識を得られる工夫たっぷり。

 

地球🌏の成り立ち、生命の発生、科学技術の進歩…どれも興味深い展示でした。

 

1階 地球史

アロサウルスに・・・

シロナガスクジラ

気象衛星ひまわり1号、も。

 

2階 科学と技術の歩み

江戸時代以降の科学技術のめざましい発展を展示物を見て、肌で感じることができます。

 

九元連立方程式求解機

日本初の大型計算機。

1944年頃完成。

なぜ、この機械で計算の解が求められるのか、どういう仕組なのか…と考えてもわからないからスルーしとく。

 

英国製ケルビン式潮候推算機

日本沿岸の潮位を予想するために考案された計算機。

1930年から30年間、中央気象台(現在の気象庁)で使われていたもの。

 

 

真空管式電子計算機

 

わが国初の国産電子計算機です。レンズの設計計算のために、富士写真フイルム株式会社の岡崎文次が 7年の歳月をかけ、1956(昭和31)年に完成させました。真空管を1700本使用しています。

引用元:国立科学博物館HP

今や、手のひらサイズの電卓が100円(税抜き)で買える時代。

どこでもドアで過去へ行って見せてあげたい、こんなに小さくても計算できるのよ、って^^

電卓の進歩も目覚ましいものがありますが

 

叡智と技術の進歩の積み重ねで、パソコンやスマホなど文明の利器ができたと思うと、先人の努力に頭がさがります。

 

このコーナー、ワタクシ的に大感動でした。

 

測量に使った四分儀象限儀

安井算哲が緯度を割り出し、それをもとに伊能忠敬が17年の歳月をかけて日本全国をまわり、日本地図を作成しました。

安井算哲(渋川春海)の生涯を描いた冲方丁著『天地明察』を読んだのですが、もう、大感動でした。

天も地もひとつの理で繋がっているんだなぁと壮大なドラマを読まされました。

2010年本屋大賞に輝き、岡田准一主演の映画も制作されました。

 

潜水調査船 しんかい6500

「しんかい6500」は、深度6,500mまで潜ることができる潜水調査船です。1989年に完成し、日本近海に限らず、太平洋、大西洋、インド洋等で、海底の地形や地質、深海生物などの調査を行い、2017年には通算1500回目の潜航を達成しました。現在運航中の大深度まで潜ることのできる有人潜水調査船は、世界でも7隻しかありません。その中で「しんかい6500」は、日本のみならず世界の深海調査研究の中核を担う重要な役割を果たしています。

引用元:国立海洋開発機構HP

この中に人が入って深海に潜るだなんて…閉所恐怖症じゃなくても怖いわ。

酸素とか食事とか排泄とか。

平常心を保つのが大変そう…

深海の圧力はどれほどのものなのか、こういう技術もあるんですね。

気象衛星

1950年のペンシル型ロケットから始まった我が国の宇宙開発。

その足跡がここに。

左下の小さなペンシル型ロケットが宇宙に旅立ったのですね…

 

日本初の月面着陸を目指す小型実証機「SLIM」が、2024年1月20日午前0:20頃(日本標準時)に月面着陸を予定しているそうです。

 

なんと、世界初の!! ピンポイント月面着陸ですって!
You TubeJAXAライブ配信するから観なくちゃ!

 

また新たな一歩を踏み出すんですね!

後で中継観よう!

 

アメリカは半世紀以上前に、アポロ11号で人間を月に送り込んでいますけど…

何事も最初の一歩から!

 

展示は他に、豊田自動織機や明治のアーク灯、ブラッシュ交流発電機なども展示されていました。

3階 大地を駆ける生命

お子様連れ多いのも納得の恐竜や動物の剥製フロア。

我が家の息子たちも大好きだった恐竜🦕骨格標本も😊

池袋の大恐竜博、行ったわ〜^^

絶滅してしまったけれど、昔は本当に恐竜たちが大地を走り回っていたことを実感させてくれる恐竜骨格標本

映画『ジュラシックパーク』を思い出しながら観てました。

マンモス…象の比ではないぐらい大きいですね。

牙がすごい・・・

 

歴史的建造物好きとして

建物は1931年竣工のネオルネッサンス様式。

当時流行した、スクラッチタイルを使用(黒田記念館でも使用)。

國指定・重要文化財

 

この堂々たる建物は、日本館で、この裏側にあるのが地球館。

私が行ったのは、地球館のみ。

 

また〜 飛行機の時間に間に合わないと困るから、とそこそこで退散。

 

もう、いつでも飛び乗れる新幹線がいいわ!

 

3代目シロナガスクジラ

初代は昭和30年に設置。現在は3代目で実物大のシロナガスクジラが潜水する様子だそうです。

で、頭が下を向いてるんですね。

 

博物館のシンボルとして、「クジラといえば科博」と印象づけるため、ここに置かれているんですって。

 

お値段以上に楽しめて、大人も子供も楽しい科博。

 

今回、地球館しか回ってない(315円分w)のが残念。

両方回るのも大変ですけどね!

 

よく遊びました!

 

まだ行かれたことがないなら、おすすめです!

 

 

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