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天空の城、日本のマチュピチュ・竹田城の石垣を楽しむ

以前から、雲海の中に浮かぶ竹田城の写真を見て、行ってみたいと思っていました。

こんなイメージ ⇓ ですね! 近くを流れる円山川から立ち上る霧に包まれた幻想的な風景。

これは、竹田城跡入城のときに頂いたリーフレットです。(入城料 500円)

写真:竹田城リーフレット

雲海は、晩秋〜冬の早朝に、運が良ければ見れますが、雲海写真を撮った方のコメントを見ると早朝4時に登山開始!だそうです。

 

竹田城から川を挟んで反対側にある立雲峡(海抜757mの朝来山の中腹、桜の名所)から撮影したのが上の写真。

 

日本のマチュピチュとも呼ばれる細かい石垣が連なる景色は、他の山城では見ないものです。

竹田城の標高は353.7メートル

なんとなく、高い山の上、なイメージを持っていたのですが標高は353.7メートルと低い山です。

日本のマチュピチュは低いけど、本家のマチュピチュは2430メートルの尾根にあります。

写真提供・ぷよりんご親方様

ペルーのマチュピチュはあんな高い山の上に築いたのが奇跡ですが、

竹田城の石垣も山の上に沢山の石垣を作るのは至難の技だったのでは、と思います。

 

小さな石垣が連なっているので、日本の「マチュピチュ」と言われる所以かな?

 

本物のマチュピチュは、急峻なところにあるので、棚田が階段状に並んでいますが、竹田城にはそういう場所はなく、曲輪は3つ。

竹田城へのアクセス、山城の郷Pから天空バスに乗って

出石城跡から車で45分、ナビに案内された山城の郷、という大きな駐車場とレストラン、土産物店のあるところに着きました。

 

ここから先、道が狭いため、一般車両進入禁止になっていて、この駐車場に車を停めて、竹田城まで徒歩で40分。

 

山城の郷、竹田城竹田駅、市街地を巡回するバスが出ています。

その名も「天空バス」、かっこいい!

雲海に浮かぶ竹田城が描かれたラッピングバスです^^

ちょうど出発するところだったので乗りました、ラッキーでした♪

次の便まで35分待つのはもったいない。

片道160円。

歩くと40分のところを10分で運んでくれます、到着が14時を過ぎていたので、ゆっくり登っている場合ではないので利用!!

がっ!

11月30日を持って今年の天空バスの運行は終了、来春まで運休なんですって。

今からだと、徒歩ですね。

 

JR竹田駅からのアクセスは…

我々が利用した天空バスか、タクシー(15分)で竹田城跡バス停まで。

車はここまでしか行きません。

 

写真下が竹田城バス停、タクシーの乗降もこちらで。

ここから、料金収受書(入城入り口)まで徒歩20分!!

 

車で行ったので、山城の郷Pから天空バスを利用しましたが徒歩だと3ルートあります。

1️⃣ 山城の郷から 西登山道 

2️⃣ JR竹田駅から 駅裏登山道(急な登山道 ワイルドな石段あり)

写真:竹田城跡アクセスマップより

 

3️⃣ JR竹田駅から 表米神社登山道(急な坂道と460段の階段)

この階段は…歩きにくそう… ^^;

写真:竹田城跡アクセスマップより

 

どのルートでも徒歩約40分です ^^;

竹田城のバス停からでも、竹田城のチケット売り場まで、徒歩で15〜20分かかります。

綺麗に整備された道を上っていきます。

受験生に人気・落ちない石

竹田城バス停から、竹田城へいく道すがらにある「落ちない石」。

室町時代、1431〜1443年に山名氏の家臣・太田垣光景が初期のお城を築いた時から、崖っぷちにある、「落ちそうで落ちない不思議な石」。

最近では、合格祈願に訪れる人が増えているんですって ^^

(冬場は、帰りの下り坂で滑らないように気をつけないとね!)

石垣が連なる竹田城

日本のマチュピチュと呼ばれる所以となる石垣群。

進むに連れ、景色の変化が楽しいです

 

縄張と3つの曲輪

大手門 ⇓ ここから上がった先に、三の丸、北千畳が広がります。

本丸を中心に北千畳、南千畳、花屋敷、3つの曲輪があります。

 

縄張りの規模は南北400m、東西100mで、石垣遺構として全国屈指の規模。

2006年に、日本100名城に選定されています。

 

北千畳

 

かなり広いです。

建物が残っていたら、立派だったことでしょう。

眼下に町並みが見えていますが、思いの外近い。

二の丸跡

 

本丸跡

複雑な南千畳の石垣

南千畳の石垣に行くには随分と下りていかねばならず、ちょっと時間かかりそう、ということで諦めました。

遠くから見る方が楽しい、ということにしておきました ^^;

南二の丸跡

 

曲輪・花屋敷 

遠くから見〜て〜るだけ〜♪

夫がズンズン早足で下りていくのでゆっくり見れなかったのが残念。

帰りは、下りなので30分ぐらいで駐車場へ。

帰りの道すがらに、ふと見上げると山の上に石垣が見えました。

廃城から復元まで

1600年、城主・赤松広秀自刃で廃城。

1971年、石垣保存工事着手、1980年工事完了。

370年もの間、廃城のまま手つかずで置いてあったのでしょうか。

 

百名城に選定されるまでになった今、大勢の観光客が海外からも訪れていて、山の上に沢山の石垣を作った石工たちも喜んでいるのでは。

 

竹田城の石垣は安土城や、姫路城と同じ「穴太(あのう)積み」

 

滋賀県大津市坂本の穴太に住む、石垣職人(石工)・穴太衆の石積み技術を用いているそう。

穴太衆といえば…

今村翔吾さんの直木賞受賞作『塞王の楯』、穴太衆が大活躍する戦国エンタメで詳しく知りました。

 

お城も、縄張や石垣など、知識が増えれば見どころも増えて楽しいです♪

 

立雲峡

竹田城全景を見渡せる、運が良ければ雲海に浮かぶ竹田城を撮影できる立雲峡は、

JR竹田駅から立雲峡駐車場までタクシー・車で10分。

立雲峡駐車場から、展望スポットまで徒歩30〜40分。

 

竹田城、立雲峡、両方行こうと思うと、目的地を竹田城に定めてじっくり回らないとね!

 

大阪城、姫路城、名古屋城岡山城、熊本城など町中のお城は大きな石垣がドンと構えてますが

山城で、細かい石垣群を見るのは個人的に初めてで、楽しかったです。

 

観光スポットとして賑わうのも納得です。

 

 

播磨屋本店、水車が回る山里の風景

帰りは日本一おかき処播磨屋さんに寄っておかき(はりま焼と御やきもち)を買って帰りました。^^

 

楽しい晩秋の一日でした!!

 

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