光明寺の紅葉を観たあとのランチはどうする??
周辺にお店もいくつかありますが…長岡京といえば、錦水亭。
関西では、有名なタケノコ料理が自慢の料亭です。
贈答品のカタログでも見かけるので知ってはいましたが、長岡京だし、敷居が高そうでいくこともないだろう、と思っていました。
長岡天神近くの光明寺に行くなら…行ってみる??
竹御膳なら4000円+税+サービス料だけど…友人も二つ返事でOKくれてGO!!
阪急長岡天神駅から徒歩7分、八条池の畔に建つ老舗料亭。
光明寺バス停から5つ目の開田(かいでん)バス停から八条ヶ池沿いに歩いて10分です。
丹波街道沿いの入口 ↓ ここから右手奥に入っていきます。
趣のある池座敷と八条ヶ池の景観を楽しみました
八条ヶ池に浮かぶ池座敷が見えてきました。
緑と板塀に囲まれたここが錦水亭。
趣のある露地門には、紅葉が似合います。
風情があって絵葉書のよう♪
1881年(明治14年)創業の老舗料亭の錦水亭は
八条ヶ池(桂離宮を創設された八条宮が造成された池)に浮かぶように建つ6棟の数寄屋造りのお座敷と大正末期から昭和初期にかけて建てられた本館から成ります。
池座敷周辺のお庭もとても美しく手入れされています。
池座敷と本館の間の放生池。
写真下:本館
写真下:長岡天満宮参道側から撮影した錦水亭のシンボル、池座敷
白と赤のコントラストが水面に映えて綺麗です。
奥から
入母屋造・桟瓦葺き、
入母屋造・茅葺き、
入母屋造・杮葺き、
寄棟造・杮葺き、←私達はこちら
入母屋造・茅葺き、
あと一棟は木の陰で見えてませんが それぞれ趣の違う葺き方の屋根になっています。
2018年9月4日、台風21号が近畿地方を襲い、甚大な被害を被りました。
関空の連絡橋にタンカーが衝突した、あの台風です。
創業当時から建つ、池座敷は 四面が障子で、池からの風を隔てるものもなく、池座敷や露地門に甚大な被害が出たそうです。
あれから6年、クラウドファンディングにも挑戦されて、今は見事に蘇っています。
貴重な池座敷、歴史ある建築物や景観は大切に後世に繋いでいただきたいです。
池座敷に通していただいて♪
予約して伺いましたが、池座敷に通していただけるなんて!
みんな、うれしい!と大興奮でした!!
12月なのに暖かい日で、窓を開け放っても大丈夫、しばらく窓を開けて景色を楽しみました。
対岸に見える鳥居と石の太鼓橋は、長岡天満宮参道です。
窓いっぱいに広がる景色を楽しみました。
桂離宮を造営した八条宮智忠親王によって築造された八条ヶ池。
2013年には、「都市景観大賞」の国土交通大臣賞を受賞しています。
池座敷の前の庭園。
小道を通った先に化粧室があります。
竹御膳 4000円(税・サ別)を頂きました
一番お手頃価格の竹御膳 4000円を頂きました。
たくさん歩いたので瓶ビール(プレミアムモルツ)900円を3人で分けました。
竹御膳は、3段重のお弁当と赤だし、香の物、フルーツです。
ご飯たっぷり入っていて…ワタクシのみ完食いたしました…
赤だしは生湯葉が入っています。
香の物は、きゅうりのぬか漬けと錦水亭らしく、たけのこの佃煮でした。
左:揚げ物3種
右:八寸
カラフルで見た目も鮮やかな八寸。
ひと手間も二手間もかかった揚げ物、蒸し物…笹の葉で巻いてあるのは、餡入りのお餅でした。
季節のフルーツは柿。
ひとり(4000+300)×1.1(税)×1.1(サービス料)=5203円でした。
お料理の説明など、特にありませんが、お酒、お料理やフルーツ、熱いお茶など、なんども池座敷まで運んでいただきました。
お料理代には、場所代もこもっていると思いますが、いつまでもお店を、この素敵な環境を維持していただきたいし、
とってもスペシャルな体験だったので大満足でした♪
お隣が長岡天満宮!
露地門から外に出たら50mもいかないうちにもう長岡天満宮境内。
八条ヶ池は、天満宮の前庭として社観を高める役割を担っているそうです。
その八条ヶ池に面しているという好立地。
四季折々、楽しめる料亭ですね。
紅葉狩りのあとの、楽しいひとときでした。
ごちそうさまでした!!
長岡天満宮の記事はまた後日。
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