1泊2日の奈良ぷち旅行に行ったのは、11月3~4日でした。
早くも1ヶ月が経とうとしてますね…急がねばっ!!
2日目の行程は、ホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらって そのまま道向こうの興福寺へ。
平日の朝、ということもあり、人通りもまばら。
再び写真を撮って、東へ。
奈良茶飯 柳茶屋の前を通って進み
169号線を越えると奈良公園。
奈良国立博物館があります。
なぜこんな溝の側に立派な館銘板が…?
旧奈良国立博物館。現在は、なら仏像館
ゴージャスな建物!!歴史的建造物好きの血が騒ぐ!!
この建物は、迎賓館赤坂離宮や、京都国立博物館、旧竹田宮邸などを設計した、宮廷建築家・片山東熊の設計。
…ということで、クリスマスにライトアップする迎賓館を見に行くことを決意!!
奈良国立博物館の北側の道を歩きました。
奥村記念館 ↓
建設会社奥村組が、創立100周年(2007年)に、開館。
無料休憩所として開放されています。
歩き疲れてホッと一息つきたい時にありがたいですね!
展望フロアもあります。
ついでに耐震技術なども学べます^^
奥村記念館の前を過ぎたら、次の交差点(大仏殿)を北上 5分ほど歩くと…。
南大門
大きい!荘厳な感じがします。基壇上25.46m!
いつも、立派だな~と仰ぎ見る、京都・華頂山知恩院の山門は、高さは24メートル。もっと大きいんですね。
この二重門は、奈良時代の創建時のものではなく、何度かの倒壊の後、鎌倉時代(1199年)に作られたものだそう。
822年もの間、風雪に耐えここで参拝する人たちを見守ってきたんですね。
さすがに、近くで見ると傷みが激しいです。
ここも、興福寺の五重塔や、藤井寺の南大門のように、修復される日も近いのでは、と思います。
【国宝】木造金剛力士立像
右が吽形
左が阿形
あうんの呼吸の阿吽ですね~♪
息もぴったりににらみを効かせています^^
ゆったりと静かな時間が流れています。
正面に見えてきたのは・・
中門
横にある、大仏殿入堂口から入ります。
中で、拝観券を購入します。600円。
勇壮!!
現存する大仏殿は、正面の幅57.5m、奥行き50.5m、棟までの高さ49.1m(Wikipedia情報)
再建されるたびに規模が縮小しているそうです。それでもこの大きさ!
大仏殿の前は、中央で仕切られているので人の流れもスッキリしています。
【国宝】金銅八角灯籠
高さ4.6メートル、奈良時代に東大寺創建(728年)時のもの。
1300年、世の中は大きく変わっても、八角灯籠は、かわらず静かにここに佇んでいます。
大仏殿 入堂~!
見上げるような高さの大仏殿。
遠くから観ると実感しにくいですが、人間がこんなに小さい。
中に入ると、正面に鎮座されている大仏様。
銅造盧舎那仏坐像
鎌倉の大仏(高徳院の大仏)は、高さが11メートルだそうです。
奈良の大仏を知っていたので、初めて鎌倉で見た大仏様は、え?って思うぐらい小さく感じました。
奈良の大仏様は、15メートル。4メートルしか違わないのに…
大仏殿があるのと無いのとでは、印象も変わってくるのかも。
上の2枚のパネルは、大仏様の周りをぐるっと回った出口近くにあります。
大仏様、右からと左から見たところも撮影。
光背も立派ですね。
仏像は、三尊形式で配置されています。
虚空蔵菩薩 向かって左
広目天
如意輪観音 向かって右
広目天立像
多聞天立像
四天王(広目天、多聞天、持国天、増長天)のうちの二尊がここに。
大仏殿 柱の穴くぐり
子供の頃にくぐった記憶があります。
今は、コロナで、穴は閉鎖されています。
東大寺大仏殿 御朱印
出口のあたりに授与所があるので、そこで書いてもらえます。300円
名残は惜しいけれど 東大寺大仏殿を後にしました。
東大寺大仏殿昭和の大修理落慶法要の様子を捉えた写真が、回廊に飾られていました。
昭和55年10月15日。
大勢の高僧が揃われてなんと華やかなこと!
山門も、そろそろ修復が必要ですね。
大仏殿を出て、二月堂に向かいました。
【国宝】鐘楼・梵鐘
鐘楼は、栄西禅師が再建(鎌倉時代)ですが、梵鐘は、奈良時代のもの。
「752年鋳造」の記録が残っているそうです。
東大寺の梵鐘は、総高3.86m、口径2.71m、重量26.3tあり、撞木はケヤキ造りで、長さ4.48m、直径30cm、重さ180kg、金具を入れると約200kgもある。 大きな釣鐘であるところから古来東大寺では大鐘(おおがね)と呼んでいる。
東大寺HPより引用
26.3トン! 重機もない大昔に、鐘楼に釣り下げるのも大変だったでしょうね。
往時を偲びながら、二月堂へ向かいました…
続く…
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