今年の11月はいろいろと予定が入っていて、紅葉を見に行く時間が取れずでした。
昨年、山科の毘沙門堂の勅使坂の敷紅葉を見に行こう、って言ってたのに行けずじまいで今年こそ!行きたかったのに…
お友達との予定が合うのが12月9日。
もうそろそろ紅葉も色あせてきてる、とネットで見て、また来年に持ち越し案件に。
紅葉もみたいけど、久しぶりに会ってお食事するので駅近の渉成園ならサクッと行けていいかも、と提案♪
皆さん快諾で、久しぶりに行ってきました^^
東本願寺の飛地境内地(とびちけいだいち)の庭園。1641(寛永18)年に三代将軍・徳川家光から当地(約1万坪)が寄進され、石川丈山の趣向を入れた作庭がなされました。庭園には四季折々の花が咲きほこり、変化に富んだ景観は「十三景」と称されています。1936(昭和11)年には、文人趣味にあふれる仏寺庭園として、国の名勝に指定されています。
渉成園HPより引用
お茶室・蘆菴(ろあん)への門、普段は使われていません。
こちらの門から入ります ↓
門を入って右手の受付で入園料を払います。500円。
庭園の維持保全のための寄付金という名目。
入園に際し、素敵なガイドブックをいただけます^^
このあたりは常緑樹が植えられていますね^^
◆滴翠軒(正面)
◆臨池亭(りんちてい)
園内には、印月池からの水がせせらぎとなって流れています。
いい雰囲気♪
渉成園の紅葉は、橙色ではなく、真っ赤なんですね。
真っ青な空に赤いもみじが映えます!
↓ 印月池と侵雪橋を望む
鏡のように静かな水面に風景が映り込んで絵のように美しいです。
◆回棹廊(かいとうろう)
桧皮葺きの切妻造り。唐破風屋根の廊橋。凝った作りです。
両側に低い高欄が付いてます。
回棹廊の中央から見た印月池 ↓
◆侵雪橋
白い京都タワーが青空に映えてます。
侵雪橋と松はどこかしらワイルドな感じがします。
◆傍花閣
1892年(明治25年)に再建された建物。2階は四畳半のお部屋だそうです。
ここから観るお庭は格別の眺めでしょうね。
楼門のような作りで、両側に山廊(三門に上る階段がある)があるのもユニーク。
下の部分はベンチのようになっていました。
今は、葉も散っていますが、桜の季節は傍花閣の名の通り、桜の木の傍らで桜花を愛でていたのですね。
◆園林堂
軒の深い、ゆったりとした建物です。
◆茶室・蘆菴
茶室へ向かう飛び石と苔の庭
茶室へ向かう露地門。趣があります。
◆閬風亭(ろうふうてい)
閬風亭の前のお庭は、広々として爽快です。
◆漱枕居(そうちんきょ)
漱枕居から北側を見たら 下の写真のような風景が見えるんでしょうね。
景色が映り込んでこちら北側も美しい!
◆明治天皇御小休所(ごこやすみどころ)枳殻邸(きこくてい)
明治元年(1868年)3月21日明治天皇は大阪行幸の途中と帰還される時にも、枳殻邸(きこくてい)=渉成園で休憩されたそうです。
明治天皇、4回立ち寄られているそうです。
名勝に触れた2021年
今年は、京都・岡崎の無鄰菴、奈良の旧大乗院庭園と名勝に指定された庭園をめぐりました。
3件目が渉成園。
年末に、東京の浜離宮恩賜庭園に行けたらいいな~♪
今、日本国指定の名勝めぐりをしたいな、というプランがムクムクと湧き上がってきました^^
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