日本では1月に始まった新型コロナウイルス禍。
とうとう 緊急事態宣言が出るまでに広がってしまいました。
4月のランチ・同窓会の予定がすべてキャンセルになりました。
桜~新緑、と1年中で一番いい季節に、外出自粛は残念ですね。
今年の3月3日に行った嵯峨野の竹林と野宮神社の記事を今更ですがUPしておきます。
阪急嵐山駅からスタート!
中国人観光客がいなくなった今、「嵯峨嵐山おもてなしビジョン推進協議会」が「人間よりサルの方が多いとか 久しぶり」などのポスターで嵐山へ観光客を呼び込んでいました。
「すいすい渡れて、なんか…すいません。スイてます嵐山」
「#竹林 #嵐山 #人いない」の自虐ポスターも SNSで話題になり…^^
そうだ、京都行こう。
車道にまではみ出すほどの観光客でごった返していた渡月橋。
歩道を歩くために橋の手前から大行列が出来てましたが、今なら、すいすい渡れる!
あの、大好きな竹林も #人いない 笑 ならば行くしかない。 #ナウしか
まだ、この頃は 危機感がなかったですね…
この日は、いつも観光客で大変な賑わいの竹林の小径と大河内山荘が目的地でした。
大河内山荘に行くなら、阪急嵐山駅よりも JR嵯峨嵐山駅の方が断然近いのですが、せっかく すいすい渡れる…という渡月橋を渡るならば 阪急嵐山駅からスタートしたほうがいいね、ということになりました。
竹林の静かな佇まいに、大勢の観光客は似合わない
途中すっ飛ばして…いきなり竹林!!
名刹・天龍寺のあたりはりらっくまカフェや有名なお豆腐のお店などもあり、とても賑わっています。
竹林の小径の案内が出ているので左折してしばらく行くと 竹林の小径です。
まっすぐ、天を衝くように生えていて 緑滴る小径をたどるのは、本当に気持ちがやすらぎます。
一体何本あるのか、半端ない数ですね。
緑の中に、真っ赤な番傘が浮かび上がってきれいです。
着物を着て撮影されていたのは 欧米人女性でした。
この風景がSNS(特にInstagram)で発信され、世界中の人から「行きたい場所」として選ばれているんですね。
大河内山荘から戻る時に 途中にある野宮神社に寄ってみました。
竹林の小径~大河内山荘へ行くのは、今回で5回目ですが 今まで一度も野宮神社に行ったことがなかったんです。
小さな神社ですが、せっかく来たのだから、と入ってみました。
野宮神社
ののみや、と読みます。建立は800年頃、といいますから、平安遷都してすぐの頃からここにあるのですね。
源氏物語の「賢木」の巻の舞台にもなっている歴史ある神社なんです。
縁結び、学業成就の他にもいろんなご利益のある神様です。
これが噂の… 黒木鳥居(くろきのとりい)。
パッと見た瞬間、野趣あふれる鳥居にちょっと違和感を覚えたんですが、その訳が黒木=樹皮を剥がしていない木の鳥居だったからなのです。
こじんまりとした宮の入り口に、立つクヌギの黒木鳥居は 最も古い形の鳥居とか。
この鳥居と両脇に広がる小柴垣が 野宮神社の象徴だそうです。
樹齢何年? 歴史を感じさせますね。
じゅうたん苔の庭園。
小さな橋がかかっています。
斎宮旧趾(さいぐうきゅうし)の石碑。
斎宮とは…斎院(伊勢神宮に奉仕する未婚の皇女)が伊勢神宮に下向するまでの間、潔斎(身を清める)のために1~2年住まうところだそうです。
伊勢に下向された後は 解体して焼却されたとか...... ( ̄□ ̄;)!!
斎院が変わる度に 斎宮も別の場所に作られ、この野宮神社は誰の斎宮だったのかはわからないそうです…
穴場の竹林 竹林の散策路
竹林の小径から、野宮神社の角を折れ、JRの踏切を渡ると、新しく出来た? 竹林の散策路があります。
こちらは、竹林の小径とはずいぶん雰囲気が違って明るくて、公園のような一画です。
散策路は広くとってあるので 観光客が大挙して押しかけても大丈夫かしら? そういう目的で作られたのかどうかわかりませんが、道が広く整備されているので、人力車がらくらく通れていました。
竹と苔のグリーンに癒やされたひとときでした。
この後、渡月橋のたもとの「嵐山おぶう」でランチをして 中之島公園をぶらぶら楽しみながら帰りました。
観光って楽しい!
早くコロナ騒動が終焉を迎えますように!
観光地の皆さん、観光客が戻ってくるまで 頑張ってくださいね!!
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