中国のバス初体験
地下鉄・山塘街駅前からバスで留園近くまで行きました。
1元玉2枚握りしめて バス待ち。
前から乗って 運転手さんの横の料金入れに投入します。
2元って…1元16円だから 32円!さすが人民の足、公共交通、安いです!
バス停は いろんな行き先のバスが停まるので 時刻表を確認する…のは
現地に駐在している夫の役目。
小銭を用意して 私と息子に2元ずつ配ってくれて…先生と生徒みたいでした。^^
留園の前の道もプラタナスの並木道
山塘街駅前から乗ったバスを降りて、留園まで少し歩きます。
中国の街路樹は、プラタナスが多く、大きな葉が、深い緑陰を作っています。
留園の駐車場の料金所かな?
緑が多くてきれいですね!
留園の前まで来ると、またまた黒山の人だかり。
拙政園に入れなかった人が、こちらに流れているような印象でした。
チケットを購入するのも、入園も長蛇の列。
人口の多い中国では当たり前の事かもしれませんが、疲れます。
中国では、普通に並んでいると、隙間から割り込まれるので、手を広げて、幅いっぱいに体を張るか、常に後ろを振り返るかして牽制してました、 笑
留園に入場
留園の玄関です。留園の文字が、暗くて見えにくいですが、「留園」の表札?
留園は 明の時代(500年ぐらい前)に、この庭を作った徐泰時という人の個人庭園「東園」が始まり。
清代に劉恕という人が拡張改築して「劉園」と呼ばれていたところから 音が同じ留の字を当てて「留園」と呼ばれるようになったとか。
静謐な佇まいの中庭
歴史的建造物、建築様式や、建築意匠に興味があるので、この様な庭園は撮影ポイントがいっぱいです。
↑ ↓ 意匠を凝らした格子窓が素敵です。シノワズリ^^
格子戸の向こうでは、おしゃべりに花を咲かせたり、休んだりされてますね。
蘇州の近くにある 太湖から出る奇岩を使った庭園。
太湖石は 穴やくぼみのある岩で 獅子林にはこの石を使った築山がありますが
こちら留園の太湖石はかなり大きいものです。
ずらりと縁石に腰掛ける人たち。
どこへ行っても人、人、人で座れるところがあれば座る、で せっかくの景観も人で埋め尽くされて風情なし。
そう言えば…漢字で、木が3つは森、ですが 人が3つの漢字が中国にはあります。
大衆の「衆」のような意味だとか・・・人人人で、思い出してしまいました。
こちらの丸い門も、人が多くて わかりにくいです。
人が途切れた 奇跡のシャッターチャンス!
人が多すぎて…人の写り込まない風景写真は撮れそうもない、混雑の留園でした。
以前(8年前)に来た時は 2月で園内は全体にグレーのイメージだったのが 今回は新緑の5月。
若葉が光ってます、木々がいきいきとしてきれいでした。
上海蟹は食べたいけれど… 観光はやっぱり5月がいいですね。
こういう、意匠設計を観るのが楽しいです。
出口。
時間は巻き戻すことができないので 歴史的建造物は、これからも大切に保存して頂きたいです。
中国は、地下鉄でも手荷物検査があるため、検査と改札に長蛇の列ができていて、きっぷの販売機の前もごった返していました。
中国2日目は、
鼎泰豐(時代広場)→ 城門(相門)→ 拙政園周辺(北塔寺)→ 山塘街(山塘街)→ 留園(石路)
石路駅から タクシードライバーと待ち合わせの蘇州駅南広場へ。
流石中国、スケールがでっかいです!!
その後 和食の鉄板焼きのお店で 現地駐在の知人と会食。
長い一日でした~
この日の上海の最高気温 23.7℃
この日の総歩数 24,628歩