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3月20日限定の金泥御朱印を頂きに…小野篁ゆかりの六道珍皇寺へ

御朱印フリークの友人から教えてもらった 3月20日限定の金泥御朱印

令和3年3月3日に33間堂(三十三間堂)へ行かない?と誘ってくれた友人が、3月20日限定の御朱印の話を教えてくれました。

 

小野篁ゆかりのお寺、六道珍皇寺(ろくどうちんのうじorろくどうちんこうじ)では、

3月20日、1日限りとなりますが、コロナ禍の終息を期待して、当寺でははじめての試みである金泥御朱印2種(薬師如来地蔵菩薩)を、皆様方の御朱印帳に直書きさせて頂くこととなりましたので、各自の御朱印帳を必ずご持参の上お越しください。

 六道珍皇寺HPより

 コロナ禍終息!! 限定御朱印!!

これは行かねばっ!と、3月11日、敢行決意。

いつも、観劇、おでかけをご一緒する友人をお誘いして ランチも予約!

この時点で 天気予報では京都の天気は雨。でも、限定朱印だから行くしか無いね、と思っていたら…

朝から晴れ!

京都は、このところの陽気で、桜の蕾もほころんで、青空に映えてきれいです!

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連休とあって、春の陽気に誘われ、人出も多かったです。

写真は、川端通り沿いの桜。

 

四条と五条の間に位置する六道珍皇寺へは、河原町四条から、人通りの多い四条通を避けて 南座の横を南下、松原通を東進して行きました。

 道幅、ちょっと狭い ^^;

 

 

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六道とは…地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の6種の冥界のことだそうです。

このあたりは、あの世とこの世の境、と言うのも、

平安時代、人が亡くなると、風葬にしていたそうです。

ざらしにして、鳥のついばむのに任せていた…、それが鳥野辺。

五条あたりは「鳥野辺」の墓地でしたから、この地を冥途への入り口、と言われたのだそうです。ここ六道の辻より北が現世、南があの世。

しかも 縁の小野篁は、閻魔庁の第二の冥官だったという伝説(「今昔物語 巻二十」)や、六道の辻の井戸から現世と冥界を往還したという伝説もあるお寺なのです。

小野篁(おののたかむら)は、冥府に通っていた?

 以前、NHKの「ブラタモリ」という番組で六道珍皇寺が紹介されていました。

小野篁は、昼は政務をこなし、夜は冥界と繋がっているという井戸であの世へ行き、閻魔大王の裁きの補佐をしていた、と言われている人物。

 

冥府とつながっていた、という怪しい噂のある篁ですが、平安時代屈指の詩人で、(白居易と並び称せられるほど)「参議篁」の名で、百人一首に歌が採られていますね。

 

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣り舟

 

あぁ、あれか、とご存知の方も多いはず。

名前が「参議篁」となっているので、私も結びつきませんでした。

 

小野篁は、政務に優れ、詩歌に秀で、弓馬も得意とは!

 

当時、身長188センチの巨漢だったと言われている篁が冥界でも地位があったという噂が出るのも頷けます。

篁は、閻魔様が、死者を六道に振り分ける時に、人間を擁護する役目だった、と何かで読みました^^

 

境内には、冥界の王閻魔様の座像や小野篁の立像などもあります。

 

井戸も覗けるようなので、早く!行かなくては。

拝観料 600円 金泥(見開き)御朱印 1500円

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 コロナ禍終息祈念の御朱印です。一刻も早くコロナが収まりますように‥(。-人-。)  

これが、冥府と繋がる井戸!

本堂上がってすぐに、御朱印帳を預けて引き換え札を頂き、拝観しました。

写真撮影は、本堂の縁側からのみ許可されています。

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こじんまりしていますが、緑豊かなお庭です。

こちら ↓の写真の左奥、しめ縄がかかっているのが、冥府と繋がっているとされる「冥途通いの井戸」です。

 

外履きスリッパが10足ほど用意されているので、お庭に出ることは可能ですが、写真撮影は禁止。

井戸は、そんなに大きくはなく、深さも水面まで3メートルぐらい。

「貞子」が出てきそうな怖さはなく、落ちてもスパイダーマンのように両手両足を突っ張ったら容易に上がってこれそうな感じでしたw

 

ところが! 私は井戸から冥府に行って、おなじこの井戸から戻ってくるのだと思っていたのですが、冥途通いの井戸は入り口で、出口は境内の別のところにあるのだそうです。知らなかった~!

この、出口の井戸は、長年どこにあるかはっきりしていなかったのだそうですが、2011年(割と最近!)「黄泉がえりの井戸」が 六道珍皇寺に隣接する土地で発見されたのだそうです。

冥途通いの井戸から行って、黄泉がえりの井戸から戻ってきたんですね~(半信半疑w)

 

で、その「黄泉がえりの井戸」から写真の正面の蹲(つくばい)に井水を引いています。

小野篁公「黄泉がえりの井水」。

この清らかな水に紙を浮かべて、運勢を占う「水占い」ができます。200円。

 

手前の棚に 水占いの紙がたくさん置かれています。白紙ですが、1枚選んで水に浮かべると文字が浮かびあがるという趣向です。

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 こんなん出ました~^^;

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同行の友人は、なんと「大吉」が出てました^^

 

神社のおみくじは、木の枝に括り付けることが多いですが、こちらの水占いの紙はすべて、横の祠に奉納します。 

写真左端にちらっと見えているのが赤い祠です。

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篁の庭に密かに落椿…

夏井先生~~~!! 笑

 

◆メディア情報

3月24日(水) BS朝日 20:00〜 BS朝日「京都ぶらり歴史探訪」で紹介されるそうです。

 

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