日付にこだわって御朱印を集めている友人に誘われて…
昨年、令和3年3月3日に三十三間堂のお詣りに行こう、と誘われたのですが、どうしてもお仕事休めず涙をのみました。
じゃあ、と令和3年4月5日に六波羅蜜寺にw
もう昨年から決まっていた令和4年4月4日に四天王寺に行こうという計画。
お天気に恵まれ、桜も咲いていて気持ちがいい!
JR天王寺駅の天王寺MIOで腹ごしらえしてから向かいました。
駅から10分ほど歩きます。
近づいてくると、仏具屋さんや、昔よく父が買ってくれた釣鐘饅頭のお店もありました。
火灯窓が、釣り鐘の形に似てますね^^
四天王寺は、子供の頃に一度行ったか行かないか、の記憶曖昧。
四天王寺は聖徳太子が創建された歴史あるお寺
推古天皇元年(593年)に聖徳太子が建立された日本仏法最初の官寺(国家の監督を受ける代わりに国家より経済的保障を与えられた寺院ーWikipediaより)。
仏教が日本に入ってきた538年からそう年を経ずに作られたお寺で、「和宗総本山」を名乗っているのも、現在のように○○宗、と宗派に分かれる以前の仏教を守っておられるそうです。
それで、宗派関係なく、納骨を受け付けておられるんですね。
石の鳥居(重要文化財)
お寺の前に、何故か鳥居。。
創建時は木造の鳥居だったそうですが、1294年に石造りの鳥居改められ、今日に至る。
鳥居って神社につきものだと思っていたので驚きました。
「大日本仏法最初四天王寺」の文字
見真堂(けんしんどう)
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人に「見真大師」の名を与えたのは明治天皇だとか。
このお堂の「真見」と書かれた扁額も新しく、明治以降のものですね。
お堂の右に親鸞聖人の立像があり、このお堂には、親鸞聖人が祀られているのでしょうか。
極楽門
境内西側に建つ西大門。
昭和37年に松下幸之助さんの寄付により再建されました。
松下幸之助さんは昭和33年には、浅草の雷門も寄進されています。
極楽門(西大門)の奥に見えるのが伽藍入り口の西重門です。
西重門と五重塔、金堂。
西重門から、中心伽藍に入ります。
拝観料 500円、熱チェック、手指消毒。
西重門
入ったところから極楽門を望んでいます。
五重塔
高さ39メートル。
火災、地震、兵火、落雷、台風…、なんども損傷し、その都度建て替えられ、現在は1959年に再建された8代目の五重塔です。
1945年の大阪大空襲で大打撃を受けたため、境内の建物はほとんどが戦後に建てられたものだそうです。
金堂
ご本尊は「救世観音菩薩」と「四天王」。
中に入ってお参りしました。
さらに、お参りの後は、菩薩様の裏を通ってぐるっと廻ることができます。
金堂の壁には、仏様(シッダルタ)の誕生から、悟りを開かれるまでの経緯が美しい絵で表されていました。
転法輪石
四天王寺にある「四石」と呼ばれる4つの霊石のひとつ。
金堂の前に設置されています。
新しい黒御影、昔の転法輪石は、この下に埋め込まれているのだそうです。
講堂
経典を講じたり法を説いたりする七堂伽藍の一つ
東重門
東重門からみた回廊
仁王門
回廊の一番南が仁王門。
阿行、吽形が立っていますが、ここからは入れないので、西側の極楽門側から入りました。
仁王門を正面から取りたい場合は、南大門(南側)から行く必要があります。
私は、JR天王寺駅から最短距離をGoogle Mapに案内してもらったので境内には石鳥居をくぐって行きました。
回廊
たくさんの灯籠が奉納されていて、春日大社を思い出しました。
東大寺大仏殿にも雰囲気が似ていて…京都のお寺とは違う、飛鳥~奈良時代の建て方なんですね。
北鐘堂
鐘は天井裏にあり、綱を引いてつく形式のため鐘は見ることができません。
阿弥陀堂(斎場)
御朱印
納経所で書いていただけます。300円
友人の狙い通り、令和四年四月四日 四天王寺、と四が並びました。
桜満開
御朱印を頂くのが目的でしたが、たっぷり楽しみました。
街中にある、歴史あるお寺。
京都にあるお寺とは一味ちがう、いにしえの香りが漂う四天王寺さん。
まだ行かれたことのない方は、あべのハルカスから少し足を伸ばしてみてはいかが?
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