博多遠征2日目に観る公演は11時からなので、朝のうちにどこかに行こうよ!と見つけたのが「楽水園」。
住吉神社の横に位置するのですが、住吉神社の隣にあると知らずorz
通りすがりの博多っ子の方に道を尋ねても、「楽水園?」て感じだったんですが、住所が博多区住吉2丁目、というと、あ。住吉神社の横の!!!とピンと来られたぐらいで…^^
メジャーなところではないのかな??と。
ホテルから徒歩20分で着くはずが、迷って無駄足踏んで…
8時40分にホテルを出て、9時に着くはずが、15分もオーバーしてしまった…
で、ようやく特徴ある博多塀が見えてきました。
2021.11.9の記事にも書いた博多塀です。
楽水園の歴史
楽水園は、博多商人、下澤善右衛門親正という人の雅号だそうです。
父の尚正と親正、二代にわたり、博多の発展に貢献。
親正は明治39年(1906年)、ここに別荘を建て、親正の雅号・楽水にちなんだ楽水庵という茶室もあります。
戦後、旅館「楽水荘」として使われたこともあったとか。
平成7年(1995年)に福岡市が池泉回遊式庭園として整備し、開園したそう。
そうか…開園してまだ25年、まだ存在は広く知られていないのかも…。
竹垣の向こう側に庭園が…
水を打ったような石畳、朝露か。
博多塀、見るからに堅牢な感じがします。
デザイン的に、目にも楽しいです^^
園内への素敵なアプローチ。
入園料は、たったの100円!!
庭園の規模は小さいとは言え、入園料100円!お安い!!
苔むした石灯籠も風情あり歴史を感じさせます。
この奥の建物が、旅館として使われていたところなんですね。
町中にある一私邸のお庭が残されていることに感謝です。
奥へ、奥へといざなうように、飛び石が配されています。
苔むした茶庭は風情があり、落ち着きます。
お茶室 楽水庵
母屋の一番奥にあるお茶室・楽水庵
入園の際に、お茶室にも入っていただけます、とのことでしたので、拝見。
掛け軸の文字は「閑座聴松風」。
禅語で、閑座して松風を聴く、心を落ち着け雑念を払って静かに座すれば、普段気づかないことも見えてくる、というような意味。
茶釜のお湯が沸く音を「松風」というので、茶室には、よくこの掛け軸があるそうです。
窓越しに庭を眺めて、往時をしのびました。
時間があれば、お茶をどうぞ
入り口に案内がありました。
お抹茶と和菓子のセットを500円でいただけます。
中の床几でもいいですし、お茶会で使用してなければ、お庭が見えるお茶室がいいですね!
こちらの楽水庵や母屋のお茶室は、お茶会などに貸し出されてますし、野点広場使用で野点もできるようです^^
池泉回遊式庭園
新しい橋がかかっていて、このお庭が新しく整備されたのがわかります。
鯉がたくさんいて、足音や声を聞きつけて寄ってきます。
入り口で鯉の餌を売っているので、もらえると思ってやってくるのね、何もあげな~い^^
園の一番奥に滝も設えてあります。
これはすごい!
山裾のお寺などでは、山から水を引いてくるのでわかるのですが、ここは町中…ポンプで水を汲み上げているのでしょうか?
豊かな水量でびっくり。
マイナスイオンで癒やされて^^
ほんのひとときでしたが、日本庭園を楽しみました。
住吉神社参拝のついでに足を運んでみるのは、いかがでしょう?
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