嵯峨野の竹林の小径の先にある名所「大河内山荘」
今回のプチトリップの目的は、嵯峨野の「竹林の小径」で和の風情を楽しむこと。
阪急嵐山の駅から、渡月橋を渡り、古刹・天龍寺を素通りして、竹林の小径へ。
そして竹林の小径の突き当りにあるのが、「大河内山荘」です。
明治生まれの時代劇俳優・大河内傳次郎の別荘で30年の歳月をかけて 彼の収入は庭につぎ込んでいたようです。
2万㎡の広大な土地を和の情緒たっぷりに作り込まれていて 少し歩く度に庭は表情を変え、飽きさせることなく広大な回遊式庭園を巡れます。
入園料は1000円。 季節ごとに写真が変わる絵葉書と、お抹茶(茶菓付き)券をいただけます。
あちこちで写真を撮りながら回って、お茶も頂いて、1時間弱。
素敵な日本庭園をちらりとご紹介します。
早春の大河内山荘は緑を楽しみました
今回で5回目の訪問ですが、この季節は初めてです。
やはり、紅葉の季節が美しいですね。
入り口で料金を払って坂を上ると、パッと視界が開けて 回遊式庭園の入り口が見えます。
門をくぐって…
進んでいくと、また開けたところに出ます。空が広い!
石段、飛び石、瓦の道などがあるので、スニーカーやヒールのない歩きやすい靴でないと足が疲れるので注意です!
石段を上がると、見晴らしのいいところに出て、また小径を上がって、の繰り返しです。
お茶室へ続く道。
下は 2003年12月に行ったときの写真です。常緑樹や苔の緑と赤い紅葉のコントラストが美しいです。
木々は葉を落として、枝が寒々しいですが、低木の常緑樹が植わっているので楽しめます。
お手入れが行き届いていて、苔が美しいですし、落ち葉の一枚も落ちてないです。
蹲(つくばい)。竹は鹿威しのようですが どこからも水を引いてないので「なんちゃって鹿威し」です。
どんどん上がっていきます。
かなり上ってきましたので こちらの東屋から、嵯峨野が一望できます!
清々しい気分になります、本当に気持ちがいいです。
さあ、ここからは下りです。
遠くに山々を望みながら、急な石段を下りて行きました。
どこを切り取ってもフォトジェニック♪
いろんな表情を楽しめて、スマホと一眼レフを交互にパシャパシャしながら 楽しく回りました^^
実はUPした写真はすべてスマホのもの。
まだ 一眼レフカメラの写真をPCに転送してない~~^^; でも、もう記事あげちゃいます!
スタート地点にもどって来ました! 右奥にあるお茶屋さんでお抹茶と最中を頂きました。
お天気が良くてポカポカだったので 緋毛氈を敷いた床几で。
楽しい余韻を味わいながら しばし足を休めました。
ちょっとした小径にも、デザイン性を感じますね。
意外と穴場の大河内山荘
季節柄、ということもありますが、1000円の入園料がネックなのか、竹林の小径の混み合いとは裏腹に こちらは割と空いてます。
1回目は学生時代、忘れるぐらい前です、その後2003年12月初旬、2009年10月、2014年11月、今回2020年3月3日。
いつ来ても 敷地が広大なこともありますが そんなに人は多く見かけないです。
以前の大河内山荘の自分の記事を読んでも、あまり混んでない様子です。
2009年に行ったときの竹林の小径の写真見たら、がらがらでした。
昨今の 混み具合は、やはりSNSでその魅力が世界中に拡散したからなんですね!
現在、新型コロナウイルス禍で、中国人観光客が見当たらず。
卒業旅行の大学生と、欧米人観光客が中心でした。
さらに 大河内山荘に入ろうか、という海外ツーリストはチラホラです。
こちらの山荘&庭園は、静かにひっそりと佇んでいるのが魅力なので あまり知られたくない名所かも^^;
嵐山、嵯峨野に遊んで 竹林の小径まで来られたら 是非大河内山荘を楽しんで頂きたいです^^
ランキングに参加しています。
ポチッと押して頂けたらうれしいです
↓
いつも応援ありがとうございます