グルメ&旅行ブログ 今日もhappy

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港・異国情緒…神戸のこれから

今回の長崎旅行で感じた事まとめ

 

神戸、横浜と同じ様に 長崎も港町で坂が多く、古くから 外国人が多く住んでいて「旧居留地」や中華街がありますね 。

出島があったので 海外とのつながりは1600年代からと古いです。

 

この度初めての長崎、初めて長崎駅を見たときに、長崎の「玄関」らしい景観に焦りましたw

 何故焦るのか??

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神戸大阪京都を総称して三都物語 以前JR西日本でCMが流れました。

その三都のひとつ 京都は まさにちょっと前?まで 都のあったところです。

以前の京都駅を改装して 上へ上へと伸びるエスカレーターと高い天井の駅舎が印象的。

関西の中心 大阪駅も、大屋根で線路を覆い 大きなビルをつないで生まれ変わりました。

ところが 神戸三宮。

関西以外の方は 神戸の中心地が「三宮」だと知らない方も多いですね、まずそこが残念。 

だからか 阪急電鉄の三宮は「神戸三宮」というネーミングになりました。

 JRは三ノ宮、とカタカナの「ノ」の字が入るのも、同じ場所なのに違和感があります。

ターミナルはJR、阪急、阪神神戸市営地下鉄ポートライナーと5つの線が入っているのにバラバラで 地方から来た人は乗り換えが不便ですね。

 

それ以上に残念なのが 駅前に「顔」がないこと。

三宮の駅前には そごうとマルイがある…ぐらいの感じで 大きな「三宮駅」という顔がないのです。

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ハーバーランドのモザイクやポートタワー、海洋博物館のあたりは 神戸らしい絵になるところですが、集客力が弱いです。

 

今 三宮の駅前を大きく変えようという計画が発表になりました。

駅前の大きな交差点を潰して 広場にする案。駅そのものはどうなるかわかりませんが駅前には広場ができ

ごちゃごちゃしたバスターミナルも大きく生まれ変わる計画です。

 

長崎は駅の正面に長距離バスのターミナルがあり 片側4車線両方向計8車線をまたぐ歩道橋があって路面電車のホームともつながっているので便利です。

 

長崎駅は規模が小さいから待合のカフェも大きくは無いけど シアトルベストコーヒーが入っていて特急「かもめ」が見えてます。

 改札の近くにこういうカフェがあると便利ですね、神戸三宮にも欲しいな♪

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観光地としての神戸は…努力の余地あり

長崎の路面電車の運賃は 端から端まで乗っても1乗車120円とお安い!

入園料も、出島 510円、グラバー園 610円

グラバー園はあれだけの規模で 動く歩道もあり 広大な園内の整備も大変だと思うのにすごく安いです。

何より 一箇にまとまってあるので 園内を回るだけでたくさんの建物を観ることができます。

動く歩道もあるので 坂の上まで行くのも大変なお年寄りやお子さん連れや体の不自由な方も神戸より楽に楽しめますね~

長崎は観光客に優しい♪

神戸の異人館はそれぞれ建物ごとに入場料を支払うか、パスポートを購入していくつかの建物を観て回るか、です。がっ!! 単館チケットだと「うろこの家」に入るだけで1050円!! 高っ!!

グラバー園、あれだけ見せてもらって610円なのに・・・。

 

神戸は山と海に挟まれた狭い土地なので グラバー園のような敷地がなかったかもしれませんが 車がギリギリ1台通れるような細くて勾配のキツイ道を上っては下りて異人館をめぐるのは、ベビーカーや車椅子は無理!

観光地化した異人館周辺の土産物屋のおばさんの商魂たくましさにドン引きした経験がありまして 長崎の人は皆、優しかったな~と 早くもノスタルジーを感じてる今日このごろです。

 

神戸と長崎

今回の旅行では「長崎ランタンフェスティバル」を楽しみにしていました。

夜空をバックに真っ赤な提灯がずらりとならぶ様はインスタ映え間違いなしのシーンです。

いくつかの会場に分かれて開催されているので 人が分散していてすごい賑わいで海外からの観光客も多いながら少ない警備でなんとか運営できているようでした。

 

神戸の年末の一大イベント 神戸ルミナリエは毎年 資金難で開催が危ぶまれています。

平成28年度の決算では 支出 465百万円の内、支出項目のトップが警備費の135百万円。 113百万円の作品制作費を上回っています。

ルミナリエの警備員の数、周辺に張り巡らすバリケード、ものものしさも規模も長崎とは比べようもないほど。

これが開催を圧迫してくるんですね~

観光客はルミナリエ期間に集中して来られるけれど あまり神戸にお金を落としていかないとか。長崎のランタンフェスは2週間も行われるんです。

開催期間が全然違いますね。

 

そして驚いたのが街をあげての「ランタンフェスティバル」って言うこと。

空港にもホテルや商店街はもちろんのこと、住宅街の細い路地にも 真っ赤な提灯がずらりと並んでいました。

長崎は観光に力を入れていて 市民も一緒に盛り上げている、という印象を強く受けました。

 

神戸は阪神淡路大震災という大変な経験をしたことで一時いろんなことが後退した事も影響しているのかもしれませんが 官民一体になってもっと神戸を盛り上げていけたらいいな、と思うのでした。

 

おしまい。