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2022年11月24日グランドオープンの兵庫津ミュージアム、初代県庁館は中身スカスカ…

先日参加した産業遺産めぐりバスツアー、和田岬砲台跡見学の次は、11月24日に「ひょうごはじまり館」がオープンしたことにより、グランドオープンとなった兵庫津ミュージアムに行きました。

 

兵庫県立兵庫津ミュージアム(ひょうごけんりつひょうごのつミュージアム)は、兵庫県神戸市兵庫区にある歴史博物館。明治維新期に設置された最初の兵庫県庁を復元した「初代県庁館」と、博物館施設である「ひょうごはじまり館」から構成される。

出典:兵庫県立兵庫津ミュージアム

 

入り口(長屋門

 

今回、訪問したのは、兵庫津ミュージアムの中の、昨年11月3日に先行オープンしていた「初代県庁館」です。

初代県庁館は、1868(慶応4)年5月23日兵庫県誕生とともに県庁が置かれた、
旧大坂町奉行所兵庫勤番所の建物を復元した施設です。
当時の知事執務室を含む県庁舎、旧同心屋敷などが再現されており、歴史空間を体感できます。

出典:兵庫津ミュージアムHP 初代県庁館

 1998年に、兵庫の歴史資料館の基本構想が持ち上がり、2006年には初代県庁舎整備検討委員会が設置された、とWikipediaに書いてあります。

そんな以前から計画はあったんですね。

四半世紀前からの計画がようやく形になった2022年11月。

 

「ひょうごはじまり館」は行けなかったのでわかりませんが、初代県庁館は…

申し訳ないけれど…残念でした。

 

子供だましのような施設で、がっかり。

 

オープン当初に行かれて、楽しんだ、というブログをいくつか拝見しましたが、ここには私見を書いてますのでご容赦ください。

辛口苦手な方はご注意ください。

 

 

 

 

 

当初の構想の「歴史資料館」は、今年11月にできた「ひょうごはじまり館」の方で、初代県庁館は「箱だけ」の印象でした。

 

初代県庁館は、圧倒的情報不足で、個人で回ったら、ささっと建物を見て回るだけであっけなく見学終了しそうです。

私たちツアーには、ボランティアガイドさんがついてくださってたので、お話は聞けましたが、15人にガイド一人で、マスク越しでは、内容を聞き取りにくいので、ピンマイクとスピーカーを使うなど、工夫の余地ありです。

 

また、建物名称を書いた板が小さく、地面に置かれていて、見づらいうえに、そこにQRコードが貼り付けてあるのでスマホで読み取りしづらいです。

地面ギリギリにQRコードとは…orz

せめて説明板があればその場で読めますが、スマホQRコード読み取ってアクセスしなければいけないのなら、もっと親切にプリーズ!

 

QRを読み取ったら見ることができる、初代県庁館案内です

  ↓

 初代県庁館案内

 

 

下の写真は東京都目黒区駒場にある、旧前田侯爵邸の説明板。

説明板にQRコードがあるので、すごく見やすいです。しゃがまなくてもいい。

皇居外苑の案内図にも、右下にQRコードがあり、立ったままで撮影できます。(当たり前)

 

目玉の、MR(Mixed Reality)体験(1日5回、1回5名、所要時間20分 当日予約、無料)でもしない限り楽しめないわ…。

 

MR体験できなかった人のために、県庁玄関を入ってすぐ右のテレビで、兵庫奉行・柴田剛中、兵庫津の豪商・北風正造、初代兵庫県知事伊藤俊介(博文)の映像を見ることができます。

 

1000円札の伊藤博文の印象が強いですが、兵庫知事になったのは、28歳の時、若い!!

22歳でイギリスに留学していて英語ができたのも、当時珍しく、神戸事件を解決したことも出世の足がかりになったそうです…(Wikipedia仕入れたネタ)

 

産業遺産めぐりのバスツアーに組み込まれていましたが、無理に行かずとも…

他の施設をもっとゆっくり回りたかったです。

 

旧船見番小屋 

休憩所。

ここで紙芝居を見ました ^^; 子供向け(子どもは参加してません)。

井戸

狭い通路に井戸(井戸そのものは無い)を作って、さらに通行を妨げています。

雰囲気を出すため、というのはわかるのですが。

 

旧同心屋敷

 

県庁舎サイド

仮牢

HPに「仮牢での記念撮影などをお楽しみいただけます。」と書いてありますが…

 

あまり楽しめなさそうな ↓ 場所でした。インスタ映え狙い?

番小屋

県庁舎

玄関 ↓

県庁舎のお庭は、趣ある作庭です。

県庁舎、と言っても、最初は日本家屋(旧大坂町奉行所兵庫勤番所)だったというのが発見でした。

 

官員執務室

県庁舎に置かれている執務机と椅子のセットが、最近、そこら辺の家具屋さんで買ってきたような、どこかのお宅の書斎にあるようなもので興ざめ。

 

歴史的建造物が大好きで、いろんな施設を見学に行きますが、名称に惹かれて行ってみたらな〜んだ、というがっかり感が大きかったです。

 

総事業費24億余円とのこと。

神戸のはずれに、こういう箱物建てて…民間だったらペイできない、と敬遠するような事業も、県の施設だから採算度外視、な印象。

 

作った以上は活用してもらえるよう、さらなる工夫や改善が必要なように思います。

 

作って終わりではなく、どう活かしていくのかが重要です。

勝算なさそうな空気がそこはかとなく流れていますが、見守りたいと思います。

 

 

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