箱根旅行2日目。
午前中、箱根彫刻の森美術館を楽しみ、昼食にお蕎麦を頂き、いよいよ、楽しみにしていた早雲台から桃源台へのロープウェイ…
仕方がないとは言え、早雲台から大涌谷までの区間、ロープウェイ点検のため、バスで移動になりました。
大涌谷に到着。
バスを降りると辺りは、プンと硫黄の匂いが立ち込めていました。
大涌谷名物の黒卵食べたい…という息子の希望は却下。
そして、富士山が見えるはずが雲…というかガスの中。
ガイドさんとまわる「地獄めぐりツアー」があるそうですが…
寒すぎる!
芦ノ湖が見えてきました♪
芦ノ湖の海賊船に乗るつもりが…ロープウェイの到着が数分間に合わず、次の出航までなんと1時間半!!orz
海賊船で元箱根港まで行くつもりだったのですが、次の便を待ってられない!…ということで箱根神社までタクシー。
この⇑ のタクシー乗り場から箱根神社に向かいました。バスも出てます。
結果的に、すごく早く行けたので、時は金なり、結果オーライということで。
緑深い箱根神社は、いい「気」が満ちている感じ
歴史ある箱根神社は…
第5代天皇、孝昭天皇の御代(在位紀元前475年~紀元前393年)に、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開いたことに始まるそうです。
紀元前、という神代の時代のことで気が遠くなりそうですが、その後、757年(奈良時代)に、万巻(まんがん)上人が、この地に箱根権現を建立したのが今の箱根神社です。
タクシーをお札所の前につけてくださったので、まず御神印を頂きました。(初穂料 500円)。
本来は、先にお参りしてから頂くのだそうですが…。
◆矢立の杉
801年、征夷大将軍・坂上田村麻呂が、この杉に矢を奉献したのだそう。
◆手水舎
鳥居の右横に手水舎があるので、まずこちらで手を清めます。
鬱蒼とした杉の木の間にまっすぐに上る階段、約90段。
一瞬怯みましたが、踊り場があるので、思ったよりキツくはなかったです。
◆安産杉
九頭竜神社の右横にある安産杉、樹齢千年!
妊娠中の若奥様と旦那様が写真撮影されてました。
妊婦さんに上の写真の⇑ 90段の階段はきついので、手水舎の右横から進むと、階段の無い、なだらかな脇参道から本殿に行けます。
1182年、頼朝の妻・北条政子が産気づいた時に、奉幣使を箱根神社に派遣して安産祈願、1192年、頼朝は神馬を奉献して政子の安産を祈願し、この杉にお参りしたそうです。(「吾妻鏡」による、と説明板に書いてあります。)
◆本殿
苔生した狛犬が歴史を感じさせてくれますね^^
ご利益は、交通安全・心願成就・開運厄除。
平安時代に、征夷大将軍・坂上田村麻呂が蝦夷征討の際に参詣して表矢を奉献したことに倣い、源頼朝も参詣し表矢を奉献。
室町時代には足利氏、北条氏、徳川家康と名だたる歴史上の人物が、箱根神社(権現)を崇敬されていたとか。
江戸時代、東海道が整備されて、関所や箱根宿が設置されたことにより、交通安全祈願所として、ますます信仰は盛んになっていったそうです。
◆九頭竜神社
本殿右横にある九頭竜神社。
金運、開運、商売繁盛、縁結びにご利益がある龍神様ということで人気の神社だそうです。
社殿の天井画は龍ですが、普通の龍ですね。
◆龍神水舎
鳥居の前では、九つの龍の頭がズラリと並んで水を吐き出しています。
この左横にあるのが、成就水盤。
誓願符に起請文を記し、龍神水に溶かし流す、というもの。
初穂料(500円)を納めて、誓願符をいただかなくては…お賽銭だけじゃだめなのね^^
清らかな気が満ちている場所なので、霊験あらたかな気がします。
◆弁天池
インスタ映えで大人気の平和の鳥居
平和の鳥居は、最高の撮影スポットなので、並んでらっしゃいました。
観光客同志、撮影しあったり、「お撮りしましょうか?」とお声がけしたり、温かい空気が流れていました^^
この「平和の鳥居」は、1952年(昭和27年)上皇陛下の立太子礼を記念して建てられ、1964年(昭和39年)、箱根大神(ハコネノオオカミ)御鎮座1200年と東京オリンピック開催を奉祝記念して、吉田茂元首相の筆になる「平和」の扁額が掲げられていますが、湖上からしかみることができません^^;
海や湖の中に浮かぶ鳥居が美しい日本の神社12選!
【2】鵜原海岸 白い鳥居(千葉県)
【3】箱根神社(神奈川県)
【4】森戸神社(神奈川県)
【5】白浜神社(静岡県)
【6】諸口神社(静岡県)
【7】白鬚神社(滋賀県)
【9】桜井二見ヶ浦(福岡県)
【10】大魚神社(佐賀県)
【12】永尾神社(熊本県)
TripNote より引用
◆船庫
きれいな太鼓橋(反橋)があるな、とおもったら、下を船が通るので高くなってたんですね!
船庫の船を、レールの上を滑らせて、湖面に出るようになっているんですね。
ここに納められている船は、毎年7月31日に行われる湖水祭に使われる和船。
湖水祭は、芦ノ湖の主・九頭龍権現の御神徳を讃える祭で、特殊神饌の御供(三升三合三勺の赤飯=熟饌)を捧げて湖心に鎮め、龍神の御心を慰めるのだそうです。
祭典は境内の斎場で執行されたのち、御供を捧持して行列を整え湖岸まで進み小舟に乗り、御供船、楽船、お供船の順で進発します。しかし、湖上の大鳥居前から先は、宮司一人が乗る御供船のみが湖心に行き、浄暗の裡に(くらやみの中で)神秘の神事を執り行います。
案内板(湖水祭の由来)より
この湖水祭を皮切りに、「芦ノ湖夏まつりウィーク」が始まり、2022年の夏祭りは、花火も打ち上げられるそうです♪
石畳が神社通りと並行して続いています。
雰囲気のいい道を散策しながら、元箱根港に向かいました。
鳥居の向こう側に富士山が見えるはずだったんですが、残念!
箱根は、各ホテルから、箱根観光の玄関口、箱根湯本駅へ荷物を送るサービスがあります。(⚠1個につき800円、箱根フリーパス提示で100円引き)
宿泊したホテルに荷物を預けて、手荷物一つで観光に回れるのがありがたかったです。
箱根湯本駅のキャリーサービスで受け取りました。
2日ともお天気がすっきりしなかったのですが、傘をさすこともなく回れたのでよしとしよう。
ホテル、箱根彫刻の森美術館、箱根神社、どれもいい思い出になりました。
もう一度行きたいです!!
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