5月17日、びわ湖テラスで眺望を楽しんだ後は、彦根城に行きました。
彦根城も、先日行った松江城と同じく、現存天守12城のひとつなのです。
目次:
標高約50m程の彦根山に築かれた井伊家のお城
今回は、松江城で裏口から入って本来のお城の良さを味わえなかった反省を活かし、絶対大手門から入ろう、とお城正面の大手門駐車場に車を停めました。
入り口です、左手の券売所でチケット購入。
玄宮園の入園券とセットで800円。
標高50メートルの山頂に行くのに…かなり石段を上ります。
しっかりとした登山用の杖の貸出もあるようで、高齢の方は使っておられました。
武具を付けた兵士が登るには苦労しそうな石段が続きます。
が、彦根城は、実際戦には使われたことがなかったそうです。
鎮西を担う井伊氏の拠点として建てられたお城です。
江戸時代、太平の世では城郭という軍事施設としての意義がなくなり、天守や櫓は年貢米の保管の倉庫となっていたそうです。
重要文化財 天秤櫓
写真下:天秤櫓 下部 城門
いざと言う時には、この橋を落として侵入を防ぐようにできていました。
石垣を登るのは大変なので、堅牢な要塞になるんですね。
左側の石垣は1854年の大修理で積み直された落し積み(石を斜めにして積む)、右側は築城当時からの打込み接ぎ。
天秤櫓の内部公開されていたので入ってみました。
内部、とても広いです。
重要文化財 太鼓門 続櫓
城内の合図をする太鼓を置いていたので太鼓門、と呼ばれていた門。
門の裏(お城側)には、櫓には珍しく高欄付きの廊下が配されています。
時報鐘
今も定時に鐘が撞かれているそう。
「日本の音風景百選」、初めて聞きました 音にも百選があるんですね。
本丸 国宝・彦根城天守
天守は3階3重の屋根で構成されています。屋根は「切妻破風(きりづまはふ)」「入母屋破風(いりおもやはふ)」「唐破風(からはふ)」を多様に配しており、2階と3階には「花頭窓(かとうまど)」、3階には高欄付きの「廻縁(まわりえん)」を巡らせるなど外観に重きを置き、変化に富んだ美しい姿を見せています。
出典:国宝 彦根城HP
こじんまりとしていますが、屋根の破風がきれいです。
瓦には、井伊家の替紋で旗印にもなっている井桁の模様が…
城内見学
お城には必ずある 鉄砲狭間と矢狭間 ↓
彦根城も、松江城同様、通し柱を使わずに、各階ごとに積み上げていく方式だそうです。
本当にお城って興味深いわ〜♪
写真下:天守の屋根裏です。ダイナミックに梁が貫いてますね。
3階の窓から高欄付きの回り縁が見えます。
遠くの山は、石田三成の佐和城です。
小さいお城なので、順路に沿って上がって、3階から外見て、すぐ降りてきただけであっけなかった〜^^
馬屋
駐車場の横にある馬屋
21頭が繋がれていた 城内に残る馬屋は、彦根城だけだそうです。
1878年(明治11年)明治天皇行幸の際、大隈重信の進言で天守・櫓の保存が決まったそうです。
憎むべき? 廃城令による破却を免れ、今に残っているのは後世の人間にとって、とてもありがたいです、大隈重信公に感謝です!
現存天守彦根城、12城のひとつ!!
松江城に行ったのが4月の24日、ひと月も待たず、現存天守のお城に来てしまいました。
次は…備中松山城(岡山)かな〜♪
弘前城(青森県)
松本城(長野県)
丸岡城(福井県)
犬山城(愛知県)
彦根城(滋賀県)🆕
姫路城(兵庫県)
松江城(島根県)
備中松山城(岡山県)
丸亀城(香川県)
伊予松山城(愛媛県)
宇和島城(愛媛県)
高知城(高知県)
彦根城は、外城が楽しかった!
現存天守も、1604年築城で、歴史的建造物好きにはたまらないのですが、今回は城郭の「郭」の部分、外城が楽しかったです。
櫓や石段も趣きがあって、築城当時の思惑など考えながら見て回りました。
さて、彦根城のお隣に玄宮園という美しい庭園に入る券もついているので行かなくちゃね。
世界遺産登録に向けて
2024年の登録に向けて推進準備室が設けられています。
登録できるといいですね!
日本のお城は世界に誇れる遺産だと思うので。
ひこにゃんにギリギリで会えました
ひこにゃんの出勤時間のこと、すっかり忘れてた!!
夫が今ならまだ間に合うんじゃないか??って言うので、博物館へダッシュ!
イベントが終わったところ! ギリギリ!!
ひこにゃん、皆さんにお辞儀、可愛い〜♪
ひこにゃん、またね〜 バイバイ〜♪ってしているところです。
後ろの扉が開いて、退場していきました…
彦根城、終わり。
「お庭巡り 玄宮園」に続きます
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