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【京都】風神雷神図でおなじみの建仁寺、枯山水庭園も素敵♪

 六道珍皇寺のすぐ北側にある禅寺・建仁寺

 3月20日に、六道珍皇寺へ、金泥御朱印を頂きに行った時に、直ぐ側の建仁寺にも足を運びました。

祇園花見小路から、すぐなのに、行ったことがなかったんです。

 

花見小路側の北入口 ↓ ここから入りました。裏口入門。

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 建仁寺といえば、俵屋宗達風神雷神図屏風

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靴を脱いであがったすぐの間に、鎮座しておりますこの有名な屏風。

これは、レプリカなんだそうです。

本物は、京都国立博物館に展示されているんですって。

…というわけで、この屏風の写真は撮り放題です。

 

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風神雷神図は、美術の教科書や、歴史の教科書にも載っていますし、商業デザインにも使われていて(風邪薬など)、誰でもが見たことのある絵だと思います。

その風神雷神図屏風があったのがここ、建仁寺だったとは…知りませんでした。

 

レプリカは、色鮮でピカピカですが、本物の屏風絵は、もっとくすんだ色なのかも知れませんね。いつか見に行こう。

 

雲龍図襖もダイナミック~!

そして、もうひとつ有名なのが、海北友松(かいほうゆうしょう)の筆になる、雲龍図襖。

四面の襖にダイナミックに描かれていて…呑み込まれそうな迫力です。

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建仁寺建仁2年 1202年に開創。開山は栄西禅師、開基は源頼家

栄西、歴史で習った~とちょっと嬉しくなります。

京都を巡っていると、もっと歴史を勉強しておけばよかったなって思うことがしばしばです。

 

この襖絵、800年ぐらい前からここにあるという歴史、胸熱。

これだから、歴史的建造物好きは、お寺やお城がたまらん~ですね^^

アメリカ合衆国の歴史が245年ですから ちょっと誇らしい気分。

重要文化財 琴棋書画図襖(きんきしょがずふすま)

こちらも、海北友松の襖絵です。

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遠くて見えにくいのですが「琴棋書画」は文人の四芸である、琴、棋(碁)、書、画をたしなむ人たちを描いてあるようです。

禅寺ならではの枯山水庭園

本堂の横にある方丈のぐるりに庭園があるのは、おなじみ。

枯山水庭園、南禅寺東福寺などとよく似た造りなのは、禅寺ゆえ。

方丈南側の大きな枯山水庭園は「大雄苑(だいおうえん)」と呼ばれているそう。

こちらは昭和15年に作庭家・加藤熊吉作。

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そう言えば、東福寺の方丈庭園の作者・重森三玲がお庭を作ったのが昭和14年ですから、このころ、お庭づくりが盛んだったんでしょうか?

第二次世界大戦開戦前後ですね。

四方から眺められるお庭 潮音庭

何方から見ても絵になるように作られているようです。

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作庭家である北山安夫作。

曇っていたから、緑が全然映えないわ orz

 

○△□(まるさんかくしかく)の庭??

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禅宗では○△□は、意味のあることなのだそうです。禅の四大思想(地水火風)をお庭の中に表現しているそうな。

竹の蓋をしてあるのが四角い(□)井戸=地

中央の丸い(○)苔の部分=水

砂を盛ってある(△)=火 ←わからなかった!!

だそうですが。

禅における○△□は、諸説あるようです。

法堂

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「拈華堂」(ねんげどう)と呼ばれ、天井絵の双龍図が有名なのですが…方丈から行けたのに、スルーしてしまいました。大失敗!

本尊釈迦如来坐像がいらっしゃると言うのに。

そして、こちら建仁寺御朱印も「拈華堂」です。

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境内にある塔頭・両足院

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静かに佇む塔頭
この日は、本堂でお坊さんの取材と撮影をされていたので、中には入らず。

三門

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こじんまりとした三門です。

南禅寺知恩院が立派すぎますね。

 

こちらが八坂通りに面した正門です。

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歴史散歩って、本当に楽しい!!
 

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