先日行った、嵐山、
嵯峨豆腐・森嘉のお豆腐使ってる西山艸堂(せいざんそうどう)で湯豆腐を食べてきました。
趣ある門をくぐります
天龍寺の敷地内、天龍寺塔頭・妙智院直営だそうです。
湯豆腐と精進料理を頂けます。
お料理は、3000円+税の1種類のみ。
11:30からの営業で、予約より、少し早めについたけど、入れてくださいました。
お庭の縁側から、靴を脱いで上がり
和室から お庭を見ると…全部常緑樹で 季節感なし。
左:ひろうす(飛竜頭)=がんもどき
スーパーで売ってるようなかんもどきじゃなく
重みがあり しっかりしています。百合根や銀杏など
こっくりした歯ざわりの食材がふわふわのお豆腐の生地の中で
アクセントになっていました。
右:胡麻豆腐
弾力のある胡麻豆腐は、おろし生姜で頂きました。
私は、わさびで食べる方が好きかな~!
先に、薬味が運ばれてきました。
精進料理三点
お茄子の田楽:お味噌がとても美味しい!もっと食べたい!!
湯葉のお寿司:一口サイズ
季節の和物:しいたけとえのき茸の和物 食材ショボイ。
揚げ物
湯葉、ピーマン、
おろした山芋を海苔で包んで揚げたもの
↑
この湯豆腐のコースで唯一手が混んでいるお料理。
美味しかったです!
最後に湯豆腐。
お鍋の真ん中に お出汁の入った徳利があって
お豆腐と一緒に温められていました。
あたたかいお出汁にお豆腐を付けていただきました。
滑らかな口当たりで美味しかったです、森嘉さんのお豆腐。
湯豆腐といえば、ポン酢、と思い込んでたけど
酸味のない、濃い色の出汁醤油↓で頂きました。
精進料理と湯豆腐だから オットが食後に腹五分目!
とか言うんじゃないかと心配したけど。
森嘉の 飛龍頭 221円/個 嵯峨豆腐 443円/丁
それ以外の食材、胡麻豆腐と山芋、海苔、茄子、ピーマンぐらい??
これだけの食材で、これまたお粗末なおもてなしで3240円とは…
観光シーズンまっただ中の、嵐山の一等地で予約して食べられるのは
ありがたいと思うべきなのかもしれないけど・・・。
これなら、後2000円プラスして 順正の湯豆腐の方が
高くても満足できそう。
忙しいのか、お店の方、どうぞ、とも言わず
お鉢をテーブルにゴンッって音を立てて置いて、無言で去っていく。
(お店の人によって対応に差あり)
他のテーブル(座卓)の対応もウォッチしてたんですが、
何かが欠けている・・・と思ったら、それは「おもてなしの心」でした。
ずーーっとこんな調子できてるから 気がついてないのでしょうが
昼から3000円取るお店なら もっと美味しくて わくわくして
素晴らしく 気持ちの良い対応のお店をいっぱい知ってるだけに、残念。
日本でも有数の観光地 京都嵐山。
日本中から、世界中からお客様を迎えるのに この対応って
恥ずかしくない?
お寺の直営だから、サービスとか、何も考えてないのかしら?
お店の名前の上にあぐらをかいてない?ってちょっと思いました。
取り立てて、人に勧めたり、再訪する気にはなれないお店です。